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栽培管理|マーガレットの育て方

監修:ガーデナー 天野麻理絵

マーガレットの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

マーガレット写真

キク科 / モクシュンギク属(アルギランセマム属) ボリュームある株に、大輪の花を次々と咲かせます。 マーガレットは、1株で華やかな印象を与えてくれます。春を感じさせる花なので、季節の変わり目に冬花壇に加えると、ぐっと華やかな景色になります。 花色は、白~イエロー、ピンク~レッドと豊富です。花形も一重のほかに八重咲きや中心が盛り上がる丁子(ちょうじ)咲きなど、さまざまなので、コーナーに合わせた

管理

植物データ

性状:多年草

草丈:30~60cm

 

メンテナンス

ガーデンショップでは晩秋以降も開花株が並びますが、温室で栽培し、早く開花させている株なので、夜間の冷え込みや霜、急な温度変化で株が傷むことがあります。購入後は、寒風の当たらない軒下に置いて寒さに慣らし、戸外では、遅霜のないころになってから植えつけましょう。

 

知っておくと役立つ秘訣

冬から見られる開花株は花持ちがよく、季節感の先取りもできて、長く楽しめるのが魅力です。ただ、寒さに弱いので、苗を寒さに慣らしたのちに、管理がしやすい鉢植えにして、霜の当たらない場所に置いて楽しみ、庭への植えつけは春の彼岸が過ぎてからが安心です。

肥料

植えつけ時に元肥として、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1㎡当たり150g施します。春~初夏にかけて繰り返し開花するの、1~2週間に1回、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」を庭植えには500倍、鉢植えには1000倍に薄めて定期的に施しましょう。

監修:ガーデナー 天野麻理絵

東京農業大学 地域環境科学部造園科学科卒業。愛知県にある造園会社 ㈱豊田ガーデンに勤務し、ショーガーデンのガーデニングミュージアム花遊庭のメンテナンスに携わり、花のある庭づくりに力を入れる。NHKテレビ「趣味の園芸」の講師をつとめ、「BISES」、「ガーデン&ガーデン」等、園芸雑誌に執筆も数多くある。2011年秋に講談社より『自分でつくるおしゃれで小さな庭』を出版し好評を得ている。
2014年3月に家の光協会より「一年中美しい手間いらずの小さな庭づくり」、講談社より「小さくてもセンスのよい庭づくり」を出版。

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