ハチ 茎 枝・幹 葉・新芽 果実 花・蕾 植物全体 不快な害虫 迷惑な小動物
 | 
赤星病
 
カイヅカイブキ:赤星病(冬胞子)
ナシ:赤星病
リンゴ赤星病(初期)
有効な薬剤
発生時期

4〜6月

寄生植物

庭木(カイドウ、シャリンバイ、ビャクシン類のカイヅカイブキなど)、果樹(ナシ、カリン、リンゴなど)

被害症状

葉の表面にオレンジ色の斑点があらわれ、その斑点が大きくなってくるにしたがって、葉裏に房状に毛ばだった円形状の病斑を生じ、被害葉は次第に枯れてきます。

発生の特徴

赤星病はさび病の一種ですが発生の仕方が変わっています。病原菌は姿を変えて冬の間はカイヅカイブキなどのビャクシン類の葉や枝で過ごし、春になるとナシやボケなどに寄生します。春先、カイヅカイブキの枝先などに茶褐色のかたまりが見られます。これが冬胞子で、降雨による水滴などがつくと膨らんでオレンジ色の寒天状になり、そこでつくられた小生子が風などで飛散し、ナシやボケなどに寄生し発病します。

防除方法

カイヅカイブキなどビャクシン類の葉や枝の上で越冬するので、ナシやボケの近くにこれらをなるべく植えないようにします。4月の発病初期に7〜10日おきに数回、ビスダイセン水和剤などを散布すると効果的。

豆 知 識

赤星病にとってのビャクシン類は、ナシやリンゴに寄生する途中の寄生植物と言う意味で「中間宿主」と呼ばれています。赤星病は、中間宿主となるビャクシン類さえ無ければ繁殖しません。逆にビャクシン類がそばにあるといくらナシやリンゴに殺菌剤をまいても意味がありません。そのためナシやリンゴの産地では、ビャクシン類を植えることを条例で禁止している市町村もあります。ちなみにリンゴ、カイドウなどに寄生する種類と、ナシ、カリン、ボケなどに寄生する種類は、症状は同じなのですが、別 の病原菌です。

有効な薬剤
注意:以下に記載のある薬剤について、作物ごとに使える薬剤が異なります。各薬剤の解説ページにある「対象作物」に目的の作物が含まれていることをご確認ください。また、使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。
商品名 剤 型 商品の特長
ビスダイセン水和剤
野菜の広範囲の病気に、すぐれた予防効果のある保護殺菌剤。
エムダイファー水和剤 水和剤 草花果樹などに発生する広範囲の病気の予防に。
オーソサイド水和剤
芝生のブラウンパッチ・種子・球根などの消毒に適した殺菌剤。

 |