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生理障害
 
ナス:マグネシウム欠乏

養分の過不足や生理上の問題から起きた現象が、病害虫の被害症状と似ている場合があります。この種の症状は一過性ではなく継続するため、不安になりがちですが原因が判れば対策もとれますし、心配しなくてもよい場合もあります。

原因

【生理現象】
常緑樹の葉の一部が黄色などに変色して落葉してきます。これは新しい葉と入れ替わるための生理現象で、全体の10%程度でしたら心配することはありません。また、秋にモミジが紅葉したり、アジサイの花色が土壌酸度によって変化するのも生理現象です。ただし、それら以外の植物で変色落葉の葉が多い時は栽培管理に問題がなかったか検討してみてください。
カキの実はよく落下しますが、害虫以外に生理的に落下させる場合があります。実が着き過ぎた時や樹勢が衰えている時などに起こる生理現象です。

【肥料の過不足】
肥料が不足してくると、全体的に葉色が淡い色になり生育も悪くなります。チッ素不足の症状は下葉からあらわれます。カリやマグネシウム欠乏ではハダニの被害のように葉の一部分が黄変しますが、前者は葉縁から、後者は葉脈間に症状があらわれてきます。鉄欠乏では全体に葉色がさえなく、葉脈部分が緑色でも葉脈間が黄色くなります。また、カルシウムが不足すると、特にトマトなどでは尻腐れ症などが発生します。これら以外の養分でも不足すると様々な症状があらわれます。逆にチッ素肥料などは、必要以上に吸収するという性質があるため(ぜいたく吸収)、チッ素過多により葉ばかりが茂り、花や実が着きにくくなったり、植物体が軟弱になるため病害虫が発生しやすくなったりします。


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