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■アザミウマ[吸汁性害虫]
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■発生時期
4〜10月(夏の高温乾燥時に多く発生) ■寄生植物
草花、野菜、らん類、花木、庭木、果樹など多くの植物 |
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■被害症状 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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花の害虫と言われるように花の被害が目立ちますが、葉や果実も加害します。花では蕾が開き始めると花弁の隙間から入り込んで加害します。初期の被害は花弁の一部にシミのような変色が見られ、進行するにつれ茶色に変色し正常に咲かなかったり、早く咲き終わったりします。また、蕾の時期に加害されると開花せずに蕾のまま終わってしまうこともあります。アザミウマは、他の吸汁性害虫のようにストローのような吸管がないため、傷を付けるようにして加害します。そのため、葉に白っぽい小斑点を生じ、次第に褐色に変色したりかさぶた状になったりします。新芽部分が加害されると新葉が正常に展開しなかったり、湾曲したり、奇形葉を生じたりします。果実では幼果期の被害が目立ち、がくの付近の表皮が褐色のかさぶた状になったり、凹凸状になります。当然、果実の肥大も悪くなります。 |
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■生 態 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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確認されているだけでも200種類以上います。成虫の体色は黄色、灰褐色や黒色系が多く、体長1〜2mm程度の細長い虫です。群棲しますが、アブラムシに比べスマートであることと花の中や葉の付け根など見にくい場所を好むため、見つけにくい虫です。完全変態(卵→幼虫→蛹→成虫)し、成虫は葉の中に一個ずつ卵を産み、ふ化した幼虫は成虫と同じように加害しますが、一回り小さく翅がありません。変わった点としては、葉上ではなく、葉から落下して土中で蛹になります。大多数は夏の暑さを好み、この時期は短期間で世代交代を繰り返します。最近、といっても1970年代の後半に在来種に比べ薬剤に強い種類、ミナミキイロアザミウマが侵入し、現在全国各地で猛威をふるっています。 |
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■防除方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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咲き終わった花がらが発生源になるので、(美観上からも)こまめに摘み取って処分します。完全変態するため、長期間効果が持続する浸透移行性剤が防除に適します。在来種のアザミウマにはオルトラン粒剤やオルトラン水和剤でもよく効きますが、ミナミキイロアザミウマに対してはベストガード粒剤やモスピラン粒剤などが効果的です。 |
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■豆 知 識 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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和名はアザミウマと呼ばれています。これは昔の子供達の遊びから由来し、子供達がアザミの花を手に持って「ウマ出よ!ウマ出よ!」と唱えながら、軽くたたいて花の中から飛び出してくる虫の数を競い合ったことから付けられたと言われています。 |
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