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マーガレットの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

プロフィール

 マーガレットは、大西洋に浮かぶカナリア諸島が原産地です。17世紀末にヨーロッパへ渡り、その多くがフランスで改良されました。現在では、日本国内でも盛んに育種が行なわれています。毎年新しい品種が登場し、園芸店をにぎやかにしています。

 マーガレットは、キク科の植物で、和名はモクシュンギクと呼ばれています。一重咲きや八重咲きがあり、ピンクや白色、黄色などの花色があります。

 マーガレットの花を使って、「好き、嫌い」、「好き、嫌い、好き・・・・・・」と占う花占い。マーガレットは昔から、花占いの花とされてきました。この花占いにはからくりがあります。実は、マーガレットの花弁の枚数は、ほとんど奇数なのです。だから、「好き」から始めれば、「好き」で終わる確率が高く、そのため、花占いに使われてきたともいえるのではないでしょうか。



植えつけ

 水はけと保水力のバランスのよい用土に適します。植えつけ時には、適量の粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を均等に混ぜ込んで元肥にします。

水やり

 土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりしましょう。根の張りがよく、1年で鉢いっぱいに根が広がります。夏季は、水切れに注意しましょう。

肥料

 植えつけ時に、適量の粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を均等に混ぜ込んで元肥にします。

 早春から初夏まで花が休みなく開花するので、肥料切れを起こさないように追肥をします。追肥は、液2週間に1回、液体肥料「花工場原液」の1,000倍液を水代わりに施しましょう。

 花が少なくなる夏は、株が疲れ気味です。濃度の濃い肥料を与えると、逆に株を傷めることになります。肥料を控えめに施すか、液体肥料「花工場原液」の2,000倍液を施します。

置き場所

 日当たりを好む植物です。明るい日陰でも花は咲きますが、花数が少なくなります。また花色も薄くなり、マーガレット本来の美しい色が出ません。暖地では、強い霜を避ければ冬越しが可能ですが、本来、温暖地の植物です。冬は決して得意ではありません。品種によっては、寒さで凍ってしまう品種もあるので、置き場所に注意しましょう。

ふやし方

 タネまきもふやせますが、発芽率はあまりよくありません。また、同じ花が咲かない可能性がありますので、さし木でふやすことをおすすめします。

 6月頃、勢いがある新芽を、10cmぐらいの長さに切り取ります。葉を3~4枚程度残して、あとは切り取ります。さし穂を30分間程度水に浸けてから、さし木用土にさすと、1ヶ月程度で発根します。この時、切り口に植物成長調整剤「ルートン」をまぶしてからさすと、発根が促されます。

 発根後、ポリポットに植え替えて、育苗します。寒さには比較的強いマーガレットですが、小苗の時期は、やや寒さには弱くなります。苗の置き場所は暖かい場所を選びましょう。

病害虫

 蕾や花にアブラムシが多数つくことがあります。殺虫殺菌剤「ベニカグリーンVスプレー」、「ベニカⅩファインスプレー」、「ベニカⅩスプレー」を散布して退治します。発生前に浸透移行性の殺虫剤「オルトランDX粒剤」を散布しておくと、アブラムシの発生を抑えることができます。

 葉にオレンジ色の斑点ができるさび病が発生したら、被害部分を早めに取り除きます。また、株間を広くとって植え、風通しよくして予防します。

ムービー紹介

ビデオは、害虫の生態や寄生植物を広くご紹介するものです。ビデオの中の害虫、寄生植物は、必ずしも植物栽培ナビの害虫、植物とは一致しませんので、ご了承ください。

アブラムシの産子
アブラムシの産子

(2分35秒 WMV形式/8.6MB)

アブラムシの雌の尾部から幼虫が産まれてくる様子を拡大顕微鏡で撮影しています。

アブラムシの二次被害
アブラムシの二次被害

(5分26秒 WMV形式/9.1MB)

アブラムシの二次被害として、尾部から出る排泄物がアリを誘引したり、すす病を誘発し、ウイルス病を媒介することを紹介しています。さらに、葉を萎縮させたり、湾曲させ、種類によっては葉に虫こぶ(虫えい)を作るアブラムシもいます。

アブラムシの天敵
アブラムシの天敵

(2分46秒 WMV形式/9.2MB)

ナナホシテントウの成虫や幼虫、クサカゲロウの幼虫がアブラムシを捕食する様子を拡大顕微鏡で撮影しています。

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