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フクジュソウの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

プロフィール

 フクジュソウは、北海道から九州にかけて分布するキンポウゲ科の多年草です。別名「ガンジツソウ(元日草)」や「ツイタチソウ(朔日草)」と呼ばれ、昔から縁起のよい植物として、正月用の花として重宝されてきました。江戸時代から多くの園芸品種が育成された古典園芸植物です。早春に黄色い花や橙色、緑の花を咲かせます。一重咲きの他に、八重咲きや段咲きなどがあります。


植えつけ、植え替え

 植えつけや植え替えの理想的な時期は、ヒガンバナが咲くころです。このころのフクジュソウは、地上部は枯れていて、土中の芽と長い根だけの状態です。庭植え場合は、落葉樹の下などが向いています。苗の根鉢がすっぽり入る大きさ、深さの植え穴を掘って、長い根は切り詰めずにできるだけ残して植えつけましょう。

 鉢植えの場合は、できるだけ深い鉢を使い、水はけのよい培養土を選びます。自分で用土を混合する場合は、赤玉土:腐葉土:軽石(小粒)=5:3:2の割合がよいでしょう。根はできる限り広げて伸ばして植えましょう。

管理

水やり

 土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。開花中は、できるだけ花に水がかからないように、水やりをします。なお、夏期の休眠期は、地上部が無くなりますが、地中には長い根と芽があります。カラカラに乾かしてしまうと枯死してしまいます。休眠期も忘れずに水やりしましょう。

肥料

 植えつけ時に、庭植えには肥料「マイガーデン植物全般用」を、1m2当たり150g、植えつける場所の土に混ぜて植えつけます。鉢植えでは、用土1ℓ当たり5gの同様の肥料を、土によく混ぜて植えつけます。春から初夏に休眠するまでは、液体肥料「花工場原液」を2週間に1回施して、来年に向けて地中の根や芽を育てます。

置き場所

 日当たりがよい場所を好み、寒さに強い植物です。戸外でしっかり寒さに当てた方が、締まった株に育ちます。早春から春の間は日がさし、夏は木陰になる落葉樹の下などに植えつけたり、鉢を置くとよいでしょう。

ふやし方

 フクジュソウは、株分けとタネまきでふやすことができます。乾かしてしまうと発芽率がかなり悪くなるので、タネは採取した後にすぐにまきます。

 株分けは、できるだけ長い根を切らないようにします。芽を確認しながら、5芽を1株ぐらいに分けます。あまり細かく分けると生育が遅れることがあります。

病害虫

 白絹病の発生が見られます。清潔な用土に植えるように心掛けましょう。

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