フェンネルの育て方
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監修 園芸研究家 矢澤秀成 |
フェンネルは、セリ科ウイキョウ属の多年草です。多くの作物の中でも、特に古くから栽培が確認されている植物のひとつで、古代エジプト時代や古代ローマ時代でも、栽培された記録があるそうです。 原産地は地中海沿岸といわれています。日本には、平安時代に中国から伝わったそう。初夏から夏にかけて、黄色い小さな花を多数咲かせます。大型の植物で、草丈は、2m以上になることもあります。 最も多く栽培されているのが「スイートフェンネル」という種類で、香りの強いのが特徴です。ほかにも葉が銅色になる「ブロンズフェンネル」、根元が丸まるとふくらみ、シチューなどに利用される「フローレンスフェンネル」などもあります。 フェンネルの若い葉やタネには、特徴のある香りがあり、ハーブとして魚料理や肉料理などに幅広く使われています。また、消化促進など薬用としても、古くから使用されています。 ![]() |
植えつけ
水はけと保水力のバランスのよい用土に向きます。植え場所の土に、適量の粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を混ぜ込んで苗を植えましょう。鉢植えにする場合は、直径30cm以上の鉢に、同様に粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を適量混ぜ込んだ用土を使います。
管理
水やり
土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。土が湿った状況が長時間続くと、根腐れを起すことがあります。ジメジメより、やや乾燥気味に管理するよう、心がけましょう。冬は、地上部が枯れますが、根は生きています。忘れずに、ときどき水やりしましょう。
肥料

芽吹きの頃、根元の土の上に適量の粒状肥料「マイガーデン植物全般用」をばらまきます。その後も同様に、2〜3カ月ごとに粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を根元にばらまきます。11月から芽吹きまでは、追肥は不要です。
置き場所
フェンネルは日なたに向く植物です。晩秋に地上部は枯れますが、寒さには強いので、根は地中で生きています。また、根がかなりしっかりと張るため移植は難しいので、植え場所選びには注意しましょう。
支柱立て

フェンネルは、草丈が2m近くにもなるため、風で倒れることがあります。特に抽台したとき(蕾ができた時)には必ず支柱を立てて栽培しましょう。
ふやし方
フェンネルは、タネまきと株分けでふやすことができます。フェンネルは、たくさんのタネが採れるうえ発芽も良好なので、ふやす場合はタネまきをおすすめします。
タネまきの時期は、春にヤエザクラが咲く頃と秋に彼岸花が終わる頃。移植が苦手な植物なので、花壇やコンテナに直接まいて育てましょう。間引きをしながら、元気のよい株をひとつ残し、大きく育てます。モミジの葉が色づく頃には、再びタネが収穫できます。
病害虫
キアゲハの幼虫がついて、葉を食べます。見つけ次第、つまみとって退治しましょう。








