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薬剤選びのポイント

薬剤を選ぶときは防除したい病害虫の種類を明確にして登録のある薬剤を散布するのが基本ですが、草丈の低い草花か野菜か、高い庭木や果樹かのように、植物の大きさ、食用や非食用といった植物の種類も薬剤を選ぶ基準の一つです。また、散布面積が狭い・数鉢しかない場合と、面積が広かったり鉢数が多い場合は、散布の効率性や経済性を考慮して剤型を選びます。

植物ごとに薬剤を選ぶ

適用植物は植物ごとに登録されますが、最近グループ登録が認められてきています。草花類全部に使用できる「花き類・観葉植物」、同様に庭木類では「樹木類」、ハーブや野菜では「野菜類」、果樹では「果樹類」などがあります。グループ登録の中に含まれる種類であれば、品種にかかわらずすべての植物に使用できるので便利です。

場所や状況に合わせて薬剤を選ぶ

例えばアブラムシを退治する薬剤にはいろんな剤型の製品があり、それぞれ使い勝手や使用方法、特長などが異なります。散布面積や散布場所、散布状況などを考えて使いやすい薬剤を選びます。広面積でも応急用としてすぐに使える手軽な薬剤(スプレーなど)を用意しておくと便利です。

小面積・低い植物に使用

希釈作業や、噴霧器などの散布器具の準備が不要で、そのまま手軽に使用できるスプレー剤やエアゾール剤、粒剤などの剤型が適しています。根から吸収させる粒剤は草花管理に便利です。

広面積・高い植物に使用

量を多く散布するため、水で希釈して噴霧器で散布する乳剤、液剤、水和剤やフロアブル剤などの剤型が適しており、適用病害虫の異なる薬剤と混用して一度に散布することもできます。高所まで散布液が飛ぶジェットタイプのスプレー剤やエアゾール剤は、ピンポイント散布に使います。

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