|
A7:pHは水素イオン濃度のことで、園芸では土壌酸度のことをいい表します。同様にEC(Electric Conductivity)は電気伝導度、CEC(Cation
Exchange Capacity)は塩基置換容量のことを言います。
(1)土壌酸度(pH)にはpH1〜pH14まであります。pH7が中性で、数字が少ない程酸性が強く、数字が大きい程アルカリ性が強くなります。土壌酸度の程度は、微生物の働きや肥料成分が吸収できたり、できにくくなったりといったことに関係してきます。一般的には植物にとってpH5〜pH7の弱酸性の範囲が生育に適し、どの肥料成分も吸収しやすくなります。
(2)電気伝導度(EC)は土壌中にある様々な物質のイオン濃度の総量をあらわします。チッ素などの肥料成分はイオン化された状態(NH4+、NO3-など)で植物に吸収されるため、土中に含まれている肥料の総量をあらわしています。イオンの量が多いと電気の伝わりが抵抗されるため数字が高くなります。植物にとって0.2〜0.4
mS/cmの範囲内が生育に適し、0.8 mS/cm以上では濃度障害などの悪影響があらわれます。
(3)塩基置換容量(CEC)は保肥性の目安になる項目です。土の表面はマイナスイオンに覆われており、プラスイオンの成分(NH4+、Ca2+、Mg2+など)とは相性がよく吸着して蓄えます。逆にマイナスイオンの成分(NO3-、PO43-など)は反発して流失します。火山灰土や腐植が多い土は陽イオン交換容量が大きいため保肥性に優れ、逆に砂などは小さいです。
|