植物栽培ナビクウシンサイ【地植え】の育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
コンテナで育てるときは
コンテナは標準サイズ(65㎝×20㎝×20cm)で十分です。コンテナの底には、鉢底石を敷き、その上に培養土を敷き詰めます。
タネは、20~30cm間隔で、3~4粒ずつ点まきにし、発芽したら1カ所2株になるように間引きます。
2週間後に粒状肥料ー「マイガーデンベジフル」を用土1ℓ当たり7g(標準サイズプランターで90g)を土の上にばらまいて追肥します。
4週間後、草丈が30cmになったら、株元で切って収穫します。
以後、収穫と追肥を繰り返します。追肥には、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を用土1ℓ当たり7g(標準サイズプランターで90g)を、3カ月に1回、土の上にばらまいて施します。さらに、液体肥料「マイガーデン液体肥料」や「花工場原液」や「ベジフル液肥」の1000倍を、水やりを兼ねて週1回施すと、育ちがいっそう旺盛になります。
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準備
作型や品種の特徴
日本ではエンツアイ、エンサイ、クウシンサイ、ヨウサイなどの野菜名をそのまま品種名として売り出している種苗会社が多く、固有の品種は少ないのが現況です。
5月にタネまきすれば、10月まで収穫できる家庭菜園向きの野菜で、クセがなく油炒めやゴマ和えなどに向きます。しかし、寒さには弱く、10℃以下では生育が止まり、霜が降りると枯死してしまいます。
育て方のコツ
ヒルガオ科でサツマイモと同じ仲間ですが,イモはできないのでチッ素を多めに施し、茂り過ぎるぐらいにして構いません。
タネまきと植えつけ
植えつけ2週間前に苦土石灰を1m²当たり150g植え場所の全面にまき、よく耕します。1週間前に堆肥を1m²当たり2kg、粒状肥料「マイガーデンベジフル」1m²当たり200gをまき,土とよく混ぜておきます。
タネまきは5月中に行ないます。タネは種皮が硬く発芽しにくいので、一昼夜水に浸けて十分に吸水させてからまきます。
植え場所に、幅60cm、高さ10cmの平うねをつくり、株間30cmで1カ所3粒の点まきにします。また、ポットで育苗してから植えつけることもできます。その場合は、3号(直径9cm)ぐらいのポリポットにタネを3粒ずつまき、本葉が3~4枚程度になったら、植えつけるようにします。
管理
水やり
発芽までは、乾燥させないように水やりしましょう。植えつけ後は、乾燥が激しい場合のみ、たっぷりと水やりします。
追肥
10月ごろまで長期間収穫可能な野菜なので、肥料切れを起こさせないよう3カ月に1回、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり200g、土の上にばらまいて追肥します。また、液体肥料「マイガーデン液体肥料」か「花工場原液」か「ベジフル液肥」の500倍を水やりを兼ねて週1回施すと、育ちがいっそう旺盛になります。
敷きわら
ポリマルチを敷かない場合は、保湿や雑草防除のために枯れ草やわらなどでマルチをするとよいです。
収穫
収穫
クウシンサイは、伸びてきたわき芽を次々に収穫して利用する栽培方法をとります。したがって、最初の収穫は、草丈が20cm程度に成長してきたころに、株元から5cmほど残して摘み取ります。以降は、肥料切れに注意しながら20~30cmにわき芽が伸びるたびに、順次摘み取って収穫します。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会) など多数あり。
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