植物栽培ナビにら【地植え】の育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
コンテナで育てるときは
コンテナは、培養土が12ℓ程度入る標準型か、大型のプランターを利用します。まず、プランターの底が見えなくなる程度に鉢底石を入れ、次いでウオータースペースを1~2cmとるようにして、用土1ℓ当たり粒状肥料「マイガーデンベジフル」を7gを混ぜた培養土を入れます。土の表面を平らにしておきましょう。購入した苗、あるいはタネから育てた苗を用意し、20cm間隔に植え穴をあけて、苗を植えつけます。植えつけ後には、たっぷりと水やりしましょう。その後は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりするというルールを守り、水のやりすぎに注意します。
植えつけ後、週に1回、500倍に薄めた液体肥料「マイガーデン液体肥料」か、液体肥料「花工場原液」か、液体肥料「ベジフル液肥」を、水代わりに与えて肥料切れを防ぎます。
1年目の収穫は、8月中旬~10月、2年目以降は、6~10月に行ないます。株元を3~4cm程度残し、ハサミなどで刈り取りましょう。収穫後は、週に1回、500倍に薄めたを液体肥料「マイガーデン液体肥料」か、液体肥料「花工場原液」か、液体肥料「ベジフル液肥」を施し、再生を促します。
11月以降、地上部が枯れたらハサミなどで刈り取って冬越しさせます。プランターの土の表面が隠れるぐらいに堆肥をかぶせておきます。
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準備
作型や品種の特徴
‘広巾にら'、‘グリーンロード'、‘ワイドグリーン'などの品種があります。花茎を食べる、ハナニラ‘テンダーポール'などもあります。ただし、ハナニラの葉は、食用に適しません。
育て方のコツ
連作障害は少ないですが、できれば1~2年、あけた方が生育がよくなります。蕾がついたら開花前に切り取り、株を疲労させないようにします。収穫は、株元3~4cmを残して刈り取りします。収穫後にはお礼肥を施し、葉の再生を促しましょう。さらに、冬越し前に堆肥をたっぷり施しておきます。
タネまき
タネから育てるときは、3~4月の春まきにします。9cmポリポットに培養土を入れ、表土の中央にペットボトルのキャップを押しつけて、深さ1cmのまき穴をつけます。そこへニラのタネを10~15粒程度まき、土をかぶせてたっぷりと水やりします。発芽し、草丈5~6cmに成長したら、小さいものを間引き、1ポットで7本の苗を残して育てます。ポットの土が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。追肥は1週間に1回、液体肥料「マイガーデン液体肥料」か、液体肥料「花工場原液」を500倍に薄めて与えるか、液体肥料「ベジフル液肥」を300倍に薄めて与えます。タネまきから80~90日ほどで植えつけられるので、植えつけは6月下旬~7月になります。
植えつけ方
苗の植えつけ
購入した苗の植えつけ適期は、5月中旬~6月中旬。ニラは日当りと水はけのよい場所を好みます。植えつけの2週間前までに、苦土石灰を1m²当たり100~150gを畑全体に散布して、よく耕します。植えつけの1週間前、畝幅60cmをとって、畝の中央に深さ20cmの溝を掘り、1m²当たり堆肥2kgと粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり200gを施します。土を戻し、周囲から土を盛り上げて高さ10cmの平畝を立てます。株間30cmをとって移植ゴテなどで植え穴を掘り、ハス口をはずしたジョウロでたっぷり水を注ぎます。水が引いたら植え穴に苗を4~5本まとめて据え、土をかぶせて株元を軽く手で押さえます。苗の植えつけ後にも、たっぷり水やりしましょう。
なお、ニラを連作し、「白絹病」が多発している畑では、堆肥を多めに施し、同時に「>石原フロンサイド粉剤」などの土壌殺菌剤を根元に処理することをおすすめします。
管理
水やり
乾燥が激しい場合、たっぷりと水やりします。
追肥・土寄せ
まず植えつけの1カ月後、株元へ土寄せして、1週間ごとに液体肥料「マイガーデン液体肥料」か、液体肥料「花工場原液」か、液体肥料「ベジフル液肥」を500倍に薄めて追肥します。
再生
植えつけの2カ月後に収穫します。収穫したら株元へ土寄せし、1週間ごとに液体肥料「マイガーデン液体肥料」か、液体肥料「花工場原液」か、液体肥料「ベジフル液肥」を500倍に薄めて追肥します。収穫の度にこれを繰り返すと、何回も収穫できます。
冬越し
12~1月になって株が枯れてきたら、株元から刈り取ります。そこへ1m²当たり堆肥3~4kgを株の上からかけて、冬越しさせます。
収穫
収穫
植えつけの2カ月後から収穫できます。営利農家では、株を養生させるために1年目は収穫しませんが、家庭菜園では1年目から収穫してよいでしょう。
収穫の方法は、株元から3~4cmを残して刈り取ります。収穫後は追肥と土寄せしておくのを忘れずに。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会) など多数あり。
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