植物栽培ナビリーフレタス【地植え】の育て方
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植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
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準備
作型や品種の特徴
リーフレタスはタネまきから60日、苗からだと30日で収穫できます。
葉が濃紅色の‘レッドスイング'は、見た目にも美しい赤カキチシャです。
青チリメンチシャでは、耐病性が強い‘グリーンウエーブ'、とう立ちしにくく耐暑性に優れ、タネまき時期が長い‘ダンシング'などがつくりやすく、おすすめです。
赤チリメンチシャでは、耐暑性、耐病性に優れ、つくりやすい‘レッドファイアー'、耐暑性が強くとう立ちしにくい‘晩抽レッドファイアー'、生育が早い‘レッドファルダー'があります。
焼肉などを包んで食べるサンチュも、リーフレタスと同様に育てられ、葉を順次収穫できて重宝します。また半結球性のサラダナでは、極早生で周年栽培可能な‘岡山サラダ菜'がよいでしょう。
育て方のコツ
レタス類のタネは、発芽に光が必要な好光性種子です。覆土はごく薄くかけるのがポイント。発芽適温は18~20℃です。タネまき前にタネを1昼夜水に浸け、その後キッチンペーパーなどに包んで1日ほど冷蔵庫に入れて、芽出ししてからまくと発芽がそろいます。
また、レタス類は日の長い条件でとう立ちしやすいので、門灯や街灯が当たる場所を避けて、植えつけ場所を選びましょう。
タネまき
中間地では、秋は8月中旬から9月中旬頃、春は2月中旬から4月上旬にタネまきします。しっとり湿らせたタネまき用土をプラグトレイなどに敷き詰め、1マス2~3粒ずつタネをまきます。覆土はごく薄くかけます。発芽し、本葉1~2枚になったら、直径9cmのポリポットに1株ずつ移植しましょう。本葉が4~5枚になったら、畑や菜園に植えつけます。
植えつけ方
植えつけ
苗は自分でタネから育てるか、あるいは種苗店などから購入して入手します。苗は、本葉4~5枚のよくしまったものを選んでください。中間地での苗の植えつけ適期は、秋は9月中旬~10月中旬、春が4月上旬~5月上旬です。
植えつけ2週間前に、1m²当たり100gの苦土石灰を畑および菜園に散布し、よく耕します。1週間前、1m²当たり堆肥2kgと粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり200gを散布し、丁寧に耕しておきます。幅60cmの畝を立て、表面をよくならしてから、黒マルチをはり、株間25~30cmに根鉢がすっぽり入る植え穴を掘ります。苗を丁寧にポットから出して植えつけましょう。
植えつけ後は、たっぷりと水を与えます。土が乾いている場合は、植え穴にたっぷり水を注ぎ、水が引いたのを見計らってから苗を植えつけます。
なお、レタスを連作し、ビッグベイン病が多発している畑では、堆肥を多めに施し、同時に「石原フロンサイド粉剤」などの土壌殺菌剤を処理することをおすすめします。
管理
水やり
植えつけ後、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
追肥
生育期間が短いので、元肥を施しているなら、追肥の必要はありません。元肥を施し忘れた場合は、植えつけから1週間後に、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり200gを株元へばらまきます。
土寄せ、除草
生育をみながら、株元へ土寄せします。株の周囲に雑草の発生がみられたら、見つけ次第、除草します。
収穫
収穫
植えつけ後、30日程度経過したら、収穫可能です。葉長が20~25cmになったら、株元から切り取って1株丸ごと収穫するか、外側の葉から順次摘み取って収穫します。この外側の葉からかき取って収穫することから、「かきちしゃ」の別名があります。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会) など多数あり。
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