植物栽培ナビパセリ【地植え】の育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
コンテナで育てるときは
標準型のプランターを用意し、プランターの底が見えなくなるぐらい鉢底石や軽石を敷きます。次いでウォータースペースを1~2cmとって用土1ℓ当たり粒状肥料「マイガーデンベジフル」を7gを混ぜた培養土を入れ、土の表面を平らにします。平らにした表土に、15~20cm間隔に植え穴を掘り、ジョウロで水を注ぎます。水がすっかりひいたら、パセリの苗を植えつけ、再度、土全体に水をかけます。プランターは風当たりの弱い軒下などの日なたから明るい日陰に置きます。土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。水のやりすぎに注意しましょう。1週間ごとに液体肥料「マイガーデン液体肥料」か、液体肥料「花工場原液」か、液体肥料「ベジフル液肥」を500倍に薄めて追肥します。
畑や菜園と同様、本葉が13~15枚になったら収穫できます。長期間収穫するので、3カ月に1回、用土1ℓ当たり粒状肥料「マイガーデンベジフル」7gを目安に土の上にばらまいて追肥します。あるいは、週に1回、500倍に薄めた液体肥料「マイガーデン液体肥料」か、液体肥料「花工場原液」か、液体肥料「ベジフル液肥」を、水代わりに与えてもよいでしょう。
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準備
作型や品種の特徴
一般的に見られるパセリは、葉が細かく縮れたタイプで、モスカールドパセリと呼びます。日本でパセリといえばこれを指します。ヨーロッパでは、平葉のイタリアンパセリのほうがポピュラーで、料理にもよく使われています。葉や葉柄がやわらかく、香り高いのが特徴です。栽培法はパセリと同じです。
また、セリ科の野菜はパセリと同様、葉に独特の香りがあります。肉や魚のにおい消しや整腸作用があり、料理のスパイスとして効果を発揮するチャービルもそのひとつ。フランス語で「セルフィーユ」といいます。「美食家のパセリ」とも呼ばれ、パセリより繊細で甘い香りのするハーブです。魚料理や卵料理、スープなどに入れて使います。1年草で、春と秋がまき時です。なお、夏の暑さはやや苦手です。
エスニック料理や中華料理には欠かせないシャンツァイ(香菜)、別名コリアンダーも、セリ科のハーブ野菜です。葉や葉柄に独特の香りがあり、人によって好き嫌いが分かれます。タネまきは、4月と9月ごろの年2回。タネは2つ以上がくっついた種球なので、軽く傷をつけて割り、一晩水に浸してからまきます。
育て方のコツ
パセリの根は、まっすぐに深く伸びる性質があるので、植え場所は深く耕しておきます。溝を掘って堆肥と粒状肥料「マイガーデンベジフル」を施し、土を戻し、平畝をつくって苗を植えます。
植えつけ方
植えつけ
植えつけ2週間前までに苦土石灰を1m²当たり100gを全面散布し、よく耕します。植えつけ1週間前に40~50cmの畝の場所をとって、中央に深さ20~30cmの溝を掘ります。溝に、堆肥を1m²当たり2kg、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり200gを入れて平らに埋め戻し、高さ10cm程度の畝をつくります。株間30cmをあけて植え穴を掘り、はす口を外したジョウロでたっぷり水を注ぎます。水がひいたら穴に苗を植えつけ、畝全体に水をかけましょう。
なお、たくさん株数が欲しいときは、幅60cmの畝をつくり、条間30cmの2列植えにもできます。
管理
水やり
乾燥が激しい場合、たっぷりと水やりします。
追肥
収穫が始まったら、3カ月に1回追肥します。粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり200g、畝の両側にまいて、軽く土寄せしておきます。肥料を切らさないように育てれば、翌春にとう立ちするまで長く収穫できます。寒さに強いので、とくに防寒の必要はありません。
収穫
収穫
本葉が13~15枚になったら収穫できます。必要な分だけ、外側の葉からかき取って収穫しましょう。1株から2~3枚の葉を収穫すれば、かなりの収穫量になります。
女子栄養大学、横浜国立大学非常勤講師。
NHK趣味の園芸・やさいの時間講師、NHKラジオ夏休み子供科学電話相談回答者(植物)、日本テレビ世界一受けたい授業講師(野菜)。
著書は、「野菜づくり大図鑑」(講談社)、「キュウリのとげはなぜ消えたのか」(学研新書)、「ベランダ畑」(家の光協会) など多数あり。
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