植物栽培ナビジャーマンアイリスの育て方

監修  園芸研究家 矢澤秀成
基本情報
基本情報
科名属名
原産地
分類
栽培のスタート
日照条件
生育適温
水やり
特徴
樹高
種まき期
植えつけ期
開花期
収穫期
植えつけから収穫までの期間
開花から収穫までの期間
栽培カレンダー

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準備と植えつけ

植えつけ方

植えつけ

乾燥地の植物です。庭植えでも鉢植えでも、根茎が見えるぐらいに浅く植えつけるのがポイントです。また、根がしっかり張るまでは、風で倒れないように、支柱を添えて固定するとよいでしょう。 なお、鉢植えにする場合は、根茎が育つ方向にすき間を空けて植えつけるようにします。

 

栽培管理

管理

水やり

庭植えの場合、植えつけ時以外は、ほとんど水やりをしなくても大丈夫です。極端な日照り続きのときのみ、水を与えましょう。鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。それでも週に1回程度で十分です。水を与えすぎると、「軟腐病」にかかることがあります。できるだけ乾燥気味に管理しましょう。

肥料

庭植えの場合、肥料を施す必要はありません。肥料を与えると「軟腐病」にかかることがあります。かなり痩せた土地の場合のみ肥料を施しますが、チッソ分の多い肥料は控えましょう。鉢植えの場合、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の2,000倍液を2週間に1回施し施します。

置き場所

ジャーマンアイリスは日当たりが大好きな植物です。鉢植えやプランター植えで移動可能な場合は、梅雨の時期だけ雨の当たらない場所に移してあげましょう。また、寒さにはとても強い植物ですが、日本の夏の高温多湿は苦手です。

植え替え

植えっぱなしでも構いませんが、3年に1度程度植え替えをします。3年ほど経つと、根茎が重なり合って腐ることがあるからです。植え替えは、高温多湿の梅雨期や酷暑期は避け、9月のヒガンバナが咲くころが最適です。

株分け

繁殖は、株分け(根茎分け)で行います。花が終わったら、花茎を株元付近で切り取り、そのまま梅雨明けまで栽培して、根茎を太らせましょう。梅雨が明けたら、根茎を掘り起こし、1株に芽が1つ~2つ程つくようにして切り分けます。葉は、半分まで切り詰めます。切り口を乾かしてから、植え直します。

 

監修  園芸研究家 矢澤秀成
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

害虫・病気対策

写真を選んで対処薬剤へGO!

ジャーマンアイリスで適用のある害虫・病気と対処薬剤

害虫

病気

対象の「害虫」と「病気」を防除する薬剤は・・・

使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。
ジャーマンアイリスの育て方のページです。
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