植物栽培ナビアネモネの育て方

監修  園芸研究家 矢澤秀成
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基本情報

基本情報
科名属名
原産地
分類
栽培のスタート
日照条件
生育適温
水やり
特徴
樹高
種まき期
植えつけ期
開花期
収穫期
植えつけから収穫までの期間
開花から収穫までの期間

栽培カレンダー

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準備と植えつけ

植えつけ方

植えつけ

 水はけと水もちのよい土を好みます。酸性土壌を嫌うので、植えつけの2週間以上前に苦土石灰をまいて土とよく混合し、土壌の酸度を整えておきます。土壌の酸度(pH)は土壌酸度測定液「アースチェック液」を使うと手軽に測れます。

 次に元肥として、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、 「マイガーデン植物全般用」を、1m²当たり150gを土に混ぜて施します。鉢植えの場合は、用土1ℓ当たり5gの同様の肥料を用土に混ぜておきましょう。

 アネモネの球根は、植えつけ前に前処理を行ないます。濡らして軽く絞ったタオルを、乾燥した状態の球根に巻きつけて、さらに食品用ラップで覆うか、ポリ袋に入れます。ひと晩冷蔵庫の野菜室に置くと、翌朝には、球根は水を吸ってパンパンに膨れています。球根は、尖っている方を下向きにして植えつけます。よく間違えるので、気をつけましょう。

 

栽培管理

管理

水やり

 庭植えの場合は、植えつけ時にたっぷりと水やりします。その後、特に芽が出るまでは、極端に乾燥するようならたっぷりと水やりします。

 鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと水をやります。極端な乾燥にあうと枯死することがあります。

 また、いずれも葉が枯れる時期は休眠期になりますので、水やりは控えます。 

肥料

 球根の植えつけ時に元肥として、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、 「マイガーデン植物全般用」を1m²当り100gを土と混ぜて植えつけます。

 鉢植えのものには、芽が出始めたら液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」を規定量に薄め、2週間に1回、水代わりに与えます。

 なお、いずれも葉が枯れる休眠期は、肥料は不要です。

置き場所

 日当たりを好む植物です。寒さに当てないと蕾ができない性質があるので、冬は室内で管理せず、戸外の寒さにしっかり当てましょう。寒冷地では霜害を防ぐため、不織布を掛けるとよいでしょう。

球根掘り上げ

 花が終わったら、花茎を切り取ります。また、葉が枯れる夏に、球根を掘り上げましょう。掘り上げた球根は、ネット袋などに入れて、涼しい日陰に吊るして保管します。

ふやし方

 アネモネはタネでもふやすことができます。アネモネの種を蒔くとき、白い髭の様な長い毛をそのままにしておくと、水を弾き水分がなかなか種子に吸収されないことがあります。この毛は蒔く時にハサミで切り取ると、蒔きやすくなります。

 

監修  園芸研究家 矢澤秀成
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

害虫・病気対策

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アネモネで適用のある害虫・病気と対処薬剤

害虫

病気

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