植物栽培ナビカンパニュラ・メディウムの育て方
基本情報
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生育適温 | |
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
栽培カレンダー
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栽培管理
管理
メンテナンス
高性のカンパニュラは、花の重みや風で花茎が倒れやすいので、まっすぐに伸びた美しい姿を楽しめるよう、春に花穂が株の中心から上がり始め、花穂の長さがひざ丈ほどになったら、花茎の後ろに支柱を沿わせるように立てましょう。花穂の伸びを想定して、支柱は長めのものを用意します。花穂の伸びに合わせて、ひもで8の字結びで留めていきましょう。
開花期間中、美しい姿で長く花を楽しむために、花がらは早めに摘むことが大切です。花穂の下から順に花を咲かせていくので、咲き終わった花がらは順に摘み取ります。花穂の脇からも蕾が出るので、つけ根から3ミリほど残し、つけ根にある花芽を傷めないように切り取るのがポイントです。花穂の全体の8割ほどが咲き終わったら、早めに花茎のつけ根まで切り戻すと、その後、わき芽が3本ほど伸びて2番花を楽しめます。
知っておくと役立つ秘訣
カンパニュラ・メディウムなどの高性種は、春の開花期中に流通することは少なく、主に秋に苗が出回ります。品種によっては、一定の低温にあわないと花芽をつくらない性質があるので、秋のうちに苗を準備して株を育てておきましょう。耐寒性はあるので、苗のうちは株元をバークチップなどで覆って、根が凍らないように防寒すれば庭植えでも冬越しが可能です。
また、冬の間は、葉を地面に広げたロゼットの状態で、開花した姿を想像しにくいですが、成長した姿をイメージして、株と株の間は30㎝ほどあけて植えるようにしましょう。
春に苗を入手する場合は、株が充実した12㎝ポットなどの大きめの苗を選び、花穂が上がる前に早めに植えつけましょう。
初夏に立派な花を咲かせるためには、春に花芽が上がるまでに、根をしっかりと張った株をつくっておくことが大切です。苗が入手できる秋から育てて、ダイナミックな花を楽しみましょう。
もし、秋から花が咲く初夏までの株の姿がさびしければ、鉢植えにして少しずつサイズアップしながら育て、春になってから定植すると、立派な姿を楽しむことができます。鉢植えなら、土の乾湿にメリハリをつける管理がしやすくなり、根が水を求めてしっかりと張るので、株を充実させやすくなります。
肥料
酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰をすき込んで土のpHを中和させておきましょう。また、水はけのよい土壌を好むので、腐葉土などを混ぜ込んでから植えつけます。
元肥として、緩効性の粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1㎡当たり150g施しましょう。追肥は、活動が活発になり始める3月に、同様の肥料を同量施します。

2014年3月に家の光協会より「一年中美しい手間いらずの小さな庭づくり」、講談社より「小さくてもセンスのよい庭づくり」を出版。
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