植物栽培ナビコチョウランの育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
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植えつけ方
植えつけ、植え替え
購入した開花株は、そのまま管理します。花後にしっかり管理すれば、翌年も花を咲かせることができるので、5月になったら植え替えましょう。
コチョウランの多くは、数株が化粧鉢に寄せ植えされ、表面をバークや水ゴケなどで覆って売られています。このような状態では、水やりのタイミングを図りにくいので、寄せ植えの株をまとめて鉢に植え替えることをおすすめします。ポリポットから根ごと抜きとり、古根や古い水ゴケを取り除いた後に、たっぷり吸水させた新しい水ゴケを用いて、根を広げるように巻き込みます。さらに同様の水ゴケで巻き込んでから、素焼き鉢に植え込みます。植え替え後は、明るい日陰で管理します。
管理
水やり
水ゴケの表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。水をやり過ぎると根を傷めることがあるので、開花中を除いて、やや乾かし気味に管理するとよいでしょう。コチョウランは、10℃以下になると生育が停止するので、特に水のやり過ぎに気をつけましょう。
肥料
2週間に1回、バケツに液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1,000倍液を入れ、コチョウランを鉢ごと1晩浸して肥料を施します。
置き場所
コチョウランは、木の幹などに着生して育つので、日当たりのよい場所は好みません。直射日光の当たらない、明るい日陰などで育てましょう。
熱帯地方の植物なので、冬の置き場所の室温は、10℃以上が理想です。また、冬の夜の窓の近くは冷え込むので、夜間は部屋の中央などに置くか、ダンボールや発砲スチロールなどの箱に入れて過ごさせます。夏は、直射日光を避け、風通しのよい場所で管理しましょう。
花茎切り
晩秋になると、花茎が伸びてきます。支柱を添えて、花茎が上向きになるように伸ばしましょう。全ての花が開花した後、花茎を切り取ります。
2番花を楽しむことも可能です。花が終わって残った花茎を、1/3程度に切り詰めます。3~4カ月後に新しい花茎が伸びて、開花することがあります。ただし、2番花を無理に咲かせると、翌年の花数が減ったり、花がつかないこともあります。できれば2番花は楽しまず、花茎を株元近くで切り取る勇気も必要です。
ふやし方
コチョウランは、タネなどでふやすことができますが、難しく、一般的ではありません。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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