植物栽培ナビエラチオールベコニアの育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
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植えつけ方
植えつけ
主に鉢植えで栽培されます。水はけと水もちのバランスがよいピートモス主体の培養土を用いて、ひと回り大きな鉢に植えつけましょう。
管理
水やり
鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。極端に乾燥させると葉が傷んだり、蕾を落としたりするので注意しましょう。ピートモスを含む培養土で栽培されていることが多いため、鉢土が乾燥すると水分の吸収が悪くなることがあります。その場合はバケツに水をくみ、鉢ごと数時間浸けて吸収させます。
肥料
元肥として用土1ℓ当たり5gの粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、株元へパラパラ施します。その後は、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」を規定量に薄めたものを、10日に1回程度施しましょう。エラチオールベコニアは、肥料が切れてくると葉色が薄くなったり、花が小さくなったり、花数が少なくなったりします。
置き場所
寒さにも暑さにも弱いエラチオールベコニアですが、管理方法によってはとても長く花を楽しめます。適した生育温度は、20℃前後です。窓辺で栽培される方は、冬は夜間の室温に気をつけましょう。特に、夜間の窓辺は温度が急激に下がり、凍害を起こすことがあるので、部屋の中央に置くとよいでしょう。夏は、直射日光に当たると葉焼けを起こすことがあるで、レースのカーテン越しの優しい光に当てるようにします。
切り戻し
秋冬期に購入したエラチオールベコニアの株は、3月ごろには草姿のバランスが悪くなりがちです。気温が上がってくる3月下旬から4月上旬ごろに切り戻し、姿を整えましょう。必ず下葉を数枚残して切り戻すと、3~4週間ほどで再び花が咲き始めます。ただし、下葉を残さないと株の回復が遅れます。
ふやし方
エラチオールベコニアは、さし木でふやすことができます。さし木の適期は、5月下旬から6月下旬ですが、切り戻し時に一緒に行なうこともできます。まず、茎葉を2~3節ごとに切り、葉を2枚程度残して下葉は摘み取ります。切り口を水に30分程度浸けてから、さし木専用の用土にさしましょう。さすとき、茎の切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしておくと、発根が促されます。約4週間後、発根が確認できたら、草花用培養土に植え替えます。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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