植物栽培ナビみやこわすれの育て方
基本情報
基本情報
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植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
栽培カレンダー
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準備と植えつけ
植えつけ方
植えつけ
ミヤコワスレの植えつけは、3月~4月上旬、もしくはヒガンバナが咲く9月下旬~10月に行います。高温多湿を嫌うミヤコワスレの性質を考えると、秋に植えつけるのがおすすめです。水はけのよい弱酸性の土が適するので、庭植えでは、水はけがよく、木もれびの下のような明るい日陰が適します。鉢植えにする場合は、赤玉土:腐葉土:鹿沼土=4:4:2の混合用土がおすすめです。
栽培管理
管理
水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。庭植えの場合は雨水で十分で、極端に乾くとき以外は水やりは不要です。
肥料
苗を庭に植えつけるとき、元肥として粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、1m²当たり150g、植えつける場所の土に混ぜて植えつけます。鉢植えでは、用土1ℓ当たり5gの同様の肥料を、土によく混ぜて植えつけます。その後は、毎年春に芽吹く季節とヒガンバナが咲き終わるころに、同様の肥料を株元にパラパラとばらまいて施します。
置き場所
ミヤコワスレの栽培で一番失敗しやすいのは、置き場所です。濃い緑色の葉を見ると、つい日がよく当たる場所に置きがちですが、実はミヤコワスレは強い日ざしが苦手です。庭植えも鉢植えも、明るい日陰で管理しましょう。
ふやし方
ミヤコワスレは、株分けやさし木でふやすことができます。
株分けの時期は、花後の6月、もしくはヒガンバナが咲く9月下旬~10月ごろで、掘り上げた株を3~5芽ほどつけて分けます。
さし木は、花後の6月ごろが適期です。切り取った茎を2節ずつに切り分けて、水に30分浸けてから、植物成長調整剤「ルートン」を切り口に薄くまぶし、さし木専用培養用土にさします。4週間から5週間ぐらいで発根し、植え替えます。
監修
園芸研究家 矢澤秀成
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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