植物栽培ナビせいよういわなんてんの育て方
科名属名 | |
---|---|
原産地 | |
分類 | |
栽培のスタート | |
日照条件 | |
生育適温 | |
水やり | |
特徴 | |
樹高 | |
種まき期 | |
植えつけ期 | |
開花期 | |
収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
品種紹介
‘レインボー'
Leucothoe fontanesiana ‘Rainbow'
芽出しは濃紅色で、葉にはピンクとクリーム色の斑が入り、日陰のグラウンドカバーとして植栽すると、場を明るく演出できる。生育旺盛で育てやすい。
‘アクシラリス'
Leucothoe axillaris
葉は濃緑色で光沢がある。樹高1.5mほどになる北アメリカ原産の常緑低木。春に白色の花を咲かせる。紅葉も美しい。
‘イワナンテン'
Leucothoe keiskei
日本原産の樹高30cmほどの常緑灌木。岩場などに着生して生育し、茎は枝垂れる。枝先に径2cm程度の花を数個咲かせる。山野草として鉢で栽培される。
カレンダーは拡大してご覧ください。
植えつけ方
植えつけ
育てやすく、日なたはもちろん日陰にもよく耐えて、旺盛に生育しますが、本来は、木もれ日が当たるような半日陰で、水はけがよく、湿り気がある腐植質に富んだ土壌を好みます。こうした半日陰で水はけがよい場所を選びましょう。乾燥しやすい場所では、株元を腐葉土でマルチングすると効果的です。地下茎が伸びて、どんどん株が大きくなるので、庭植えで栽培します。
植えつけは、霜が降りなくなった3~4月、または涼しくなる9月下旬~11月が適期です。根鉢の表面を1/3程度崩して、根鉢の2~3倍の大きさの植え穴を掘り、植え戻す土の量の1/3量ほどの腐葉土や完熟堆肥などを混合したもので、深植えしないように植えつけます。根鉢の周りに十分に水を注ぎ、棒などで突いて根と植え土をなじませます。
管理
水やり
春の生育期と夏は、極端に乾燥させないように水やりします。夏の水やりは暑い日中を避けて、朝か夕方にやるようにします。そのほかの時期には特に必要ありません。
肥料
開花後の枝が旺盛に伸びる5~6月の生育期に、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g、株元にばらまきます。
剪定
剪定をしなくても、樹高は1mほどにしかならず、株も横に広がるので、樹形を整えるための剪定は不要です。下葉が落ちて見苦しくなったり、樹高を低くしたい場合は、新梢が伸びる前の3~4月上旬に刈り込みます。この時、内側の枝や枯れ枝も基部から切り除きます。
ふやし方
枝を使ったさし木や、地下茎を使った株分けでふやすことができます。
さし木は、6~9月に、その年に伸びた充実した枝を長さ5cmほどで切り、先端の葉を2~3枚を残して、30分から1時間ほど水揚げをして、切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてから、バーミキュライトやさし木用用土にさします。発根率はあまりよくないので、うまくいかないときには、株分けでふやしましょう。
株分けは11~12月が適期で、伸びている地下茎を切って分けます。株幅の端に近い部分の地面を浅く掘り、根のついている地下茎を親株から切り離します。鉢に仮植えし、日陰で乾燥させないように水やりして管理して、春になってから定植します。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。
関連商品
害虫・病気対策
写真を選んで対処薬剤へGO!せいよういわなんてんで適用のある害虫・病気と対処薬剤
害虫
病気
対象の「害虫」と「病気」を防除する薬剤は・・・
住友化学園芸では、家庭園芸用殺虫剤・殺菌剤・除草剤・肥料のほか、くらしに関連するさまざまな商品を扱っています。
商品の使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。