植物栽培ナビガーデンシクラメンの育て方
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植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
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植えつけ方
植えつけ
ガーデンシクラメンは、9月の下旬から店頭に並び始めます。残暑がまだ厳しい時期に出回る株は、暑さのストレスによって、植えつけ後に花が休んだり、株が枯死したりすることがあります。残暑が終わり、ヒガンバナが咲き終わるころから出荷される苗なら、良質な苗が多くあります。こういった苗を購入し、本格的な寒さが来る1カ月ほど前に定植するとよいでしょう。本格的な寒さが来てから苗を植えつけると、なかなか根が張らず、生育が悪くなり、花数も少なくなります。
ガーデンシクラメンは、水はけと水もちのよい土を好みます。庭植えでは、根鉢がすっぽり入る大きさ、深さの植え穴を掘って植えつけます。
鉢植えでは、水はけと水もちのバランスがよい培養土を用いて植えつけましょう。
管理
水やり
庭植えの場合は、植えつけ時にたっぷりと水やりします。その後も根が張るまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。根がしっかり張ったら。水やりはほとんど必要ありません。
鉢植えの場合は、土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。花や蕾には水をかけないように注意し、株元へ水を注ぎます。
また、水をやりすぎて、過湿気味にすると根や球根が腐ることもありますので、注意しましょう。
肥料
苗を花壇に植えつけるとき、元肥として粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、1m²当たり150gを土に混ぜて施します。鉢植えの場合は、用土1ℓ当たり5gの同様の肥料を、土の表面にばらまいて与えます。
花が咲く時期には追肥として、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」を規定量に薄め、2週間に1回、水代わりに与えます。
置き場所
ガーデンシクラメンは、日当たりを好みます。日当たりの悪い場所では徒長したり、花が少なくなったり、花色が悪くなったりします。一般的なシクラメンに比べ、寒さには比較的強い傾向があるので、暖地では戸外でも栽培が可能です。ただし、寒冷地や強い霜が降りる地域では、室内で栽培しましょう。
夏越し・冬越し
ガーデンシクラメンは、寒さだけではなく、比較的暑さにも強い傾向があります。夏越しも一般的なシクラメンに比べて、容易にできます。
気温が上がり始めたら、雨が当たらない場所に置いて、やや乾燥気味に管理します。肥料は9月まで不要です。
9月になったら古土や根を取り除き、同サイズ、もしくはひと回り大きなサイズの鉢に植え替えます。
夏越したガーデンシクラメンは開花が早く、10月下旬頃から咲き始めることがあります。
ふやし方
ガーデンシクラメンはタネでふやすことができます。花後についた実を大切にし、黄色く熟してきたら切り取って、実の中から1~2mmほどのタネを取り出します。洗ってすぐに清潔なタネまき用土にまき、軽く土をかぶせます。7~10日ほどで発根しますが、葉が出てくるのは30日ほど後。乾燥しすぎないように管理しましょう。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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