植物栽培ナビアグロステンマの育て方

監修  園芸研究家 矢澤秀成
基本情報
基本情報
科名属名
原産地
分類
栽培のスタート
日照条件
生育適温
水やり
特徴
樹高
種まき期
植えつけ期
開花期
収穫期
植えつけから収穫までの期間
開花から収穫までの期間
栽培カレンダー

カレンダーは拡大してご覧ください。

準備と植えつけ

準備

タネまき

 アグロステンマは、秋まきの一年草です。花後にタネがつくので、こぼれる前に採取しましょう。タネまきは、直まきでもポットまきでも可能です。とても発芽率の高い植物です。暖地では10月上~中旬がタネまき適期です。寒冷地では、9月中~下旬にタネまきし、本格的な寒さが来る前にしっかりした株を育てるためにも、特に寒冷地では、まき時を間違えないように注意しましょう。寒さにじっと耐えて、ヤエザクラが散るころから、急激に株が大きくなり始めます。

 

栽培管理

管理

水やり

 表面の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。草丈が高くなったら、株元付近にかけてやりましょう。

肥料

 一般的な植物より、肥料は控えめに施します。肥料が多すぎると必要以上に株が大きくなり、草姿のバランスが悪くなり、花つきも悪くなることがあるので、注意しましょう。やせた花壇でも、元気に育つのがこの植物です。

 秋まきのポット苗を植えつける場合は、緩効性化成肥料の粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、庭植えなら1m² 当たり75g、鉢植えなら用土1ℓ当たり3g、元肥として土に混ぜてから植えつけます。

 その後も2~3カ月に1回、同様の肥料を同量、株元にばらまいて施します。  なお、秋に花壇へタネを直まきした場合は、ヤエザクラの花が咲くころに、同じ肥料を同量、株元にばらまいて施します。

置き場所

 日当たりを好むので、日照不足になると徒長気味になり、倒れやすい草姿になります。また、できる限り水はけのよい場所で育てましょう。秋まきの一年草なので、寒さには比較的強く、苗で冬越しします。ただし、苗が充実する前に寒さを迎えた場合は不織布などで覆って、寒風や霜から保護しましょう。

花がら摘み

 花が咲き終わったら、花の下にある子房ごと摘み取ります。

 

監修  園芸研究家 矢澤秀成
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

害虫・病気対策

写真を選んで対処薬剤へGO!

アグロステンマで適用のある害虫・病気と対処薬剤

害虫

病気

対象の「害虫」と「病気」を防除する薬剤は・・・

使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。
アグロステンマの育て方のページです。
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