植物栽培ナビアスプレニウムの育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
品種紹介
シマオオタニワタリ
Asplenium nidus
熱帯に広く分布し、日本には種子島以南の琉球諸島や小笠原に分布する。樹幹に着生し、葉は長さ1~1.5mと大形になる。胞子嚢群のつき方でオオタニワタリと区別するが、オオタニワタリはあまり出回らない。
また、台湾、東南アジア、オーストラリアなどに分布するゴウシュウタニワタリ(A. australasicum)と混同されることもしばしばある。
‘アビス'
Asplenium nidus ‘Avis'
シマオオタニワタリの小形品種とされる。葉は短く先端が広いので全体に丸みを帯びている。
‘オオサカ'
Asplenium nidus ‘Osaka'
シマオオタニワタリの園芸品種で、葉縁が緩やかに波打つ。
‘プリカツム'
Asplenium nidus ‘Plicatum'
シマオオタニワタリの園芸品種で、葉全体がきつく縮んだように波打つ。
‘フィンブリアツム'
Asplenium nidus ‘Fimbriatum'
シマオオタニワタリの園芸品種で、葉縁が深く切れ込む。
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準備
栽培方法
植えつけ・植え替え
鉢底にゴロ土を入れ、赤玉土に4割程度の腐葉土を混ぜた用土に、1ℓ当たり5gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を混ぜて植えつけましょう。着生種のため、水はけが悪いと根腐れを起こしやすいので注意します。
なお、2~3年植え替えしないと根が鉢の上まで盛り上がってくるので、1回鉢から抜き、根鉢の下部の腐った根や古土を落としてから新しい用土で植え替えます。下葉も2割程度落とすと、ダメージも少なく活着しやすくなります。
管理
置き場所
弱光線を好むので、室内の明るい日陰に置きます。夏の強光線は避けるようにしますが日差しの弱い季節は、ガラス越しの光に当てても問題ありません。
水やり
春から秋までは、鉢土の表面が乾いたら水やりします。夏はよく乾くので、毎日水やりしましょう。水は鉢土に注ぐというよりも、株全体にかかるように与えます。葉のホコリ対策には葉面洗浄剤「リーフクリン」が利用できます。葉のホコリや汚れを落とし、みずみずしい自然な光沢がよみがえります。
冬は乾かし気味としますが、霧吹きで葉水を与えます。特に新芽の出る中心部は、乾かさないように注意します。
肥料
春から秋の生育期の間に、2カ月に1回、用土1ℓ当たり5gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」をばらまきます。または2週間に1回程度、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1000倍液か、「そのまま使える花工場観葉植物用」を水やり代わり施します。
冬越し
5℃以上で冬越しするので、室内の明るい場所で管理します。
ふやし方
胞子をまいてふやしますが、一般家庭ではかなり困難です。
株を4つ割にして株分けでふやす方法もあります。かなり勇気がいると思いますが、大きくなり過ぎて困った場合は、挑戦してみてください。5~6月ごろ行なえば、成功率が高くなります。
栽培のポイント
着生種なので、比較的少ない用土でも楽しめます。吊り鉢や、ヘゴづけなどもできるので、お気に入りの方法で楽しんでください。
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