植物栽培ナビカラミンサ・ネペタ【地植え】の育て方
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植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
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植えつけ方
植えつけ
カラミンサは、一年草と思っている方が意外と多くいます。カラミンサは耐寒性が強く、生育環境が合えば、毎年かわいらしい花を咲かせてくれる多年草で、花壇にも鉢植えにも合う植物です。
鉢植えにするときは、水はけのよい市販の培養土に植えつけましょう。用土をつくる場合は、赤玉土(小粒):腐葉土:パーライト(小粒)を6:3:1の割合で混合した土を使います。
花壇に植える場合は、土の状況をみて、完熟腐葉土や堆肥を混ぜ、水はけと通気性のよい、ふかふかの土をつくってから植えつけます。
管理
水やり
土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。乾燥しすぎると葉が縮れ始め、そのまま枯死することがあります。成長期の水やりには、気を配りましょう。冬期は、やや乾かし気味でも大丈夫です。
肥料
植えつけ時に、緩効性化成肥料を適量施します。粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、 「マイガーデン植物全般用」を、庭植えでは1m²当たり150g、鉢植えでは用土1ℓ当たり5gを土に混ぜて植えつけます。
植えつけ後、追肥として2~3カ月に1回、同じ肥料を同量、株の周りの土の上にばらまいて施します。
置き場所
日当たりがよい場所を好むので、一日中、日が当たる場所が最適です。半日陰でも生育しますが、やや徒長気味になります。
また、葉の香りも若干弱くなります。寒さには強く、暖地では防寒なしでそのまま冬越しします。寒冷地では、株元を落ち葉でマルチングして、凍害や霜害から守りましょう。生育環境が合えば、毎年花を楽しむことができます。
ふやし方
タネまきとさし木でふやすことができます。
タネまきは、地温が上がってくるヤエザクラが散るころに行ないます。タネが小さいので、こぼさないようにまきましょう。
さし木は、6月に行ないます。茎を2節ごとに切り取り、水に30分浸けてから、植物成長調整剤「ルートン」を切り口に薄くまぶし、市販のさし木用土にさします。4週間後には根が張ってきます。3号(直径9cm)ポットに植え替えます。その際、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を用土1ℓ当たり5g、混ぜた用土を使って植えつけます。さらに1カ月後には、花壇や鉢に植えられる大きさに成長します。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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