植物栽培ナビキョウチクトウの育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
品種紹介
かつては品種名がつけられて販売されていましたが、現在はピンク、赤、白、黄などの花色や、八重(ダブル)などの花形の特徴のみが示されて販売されることが多いようです。
‘ダブル・イエロー’(Double Yellow)
カルフォルニアで作出されたとされる、クリーム色〜黄色の八重咲き。
‘マドンナ・グランディフローラ’(Madonna grandiflora)
半八重の白花の品種。葉は長く、色が薄い。
‘ミセス・ローディング’(Mrs. Roeding)
花弁の縁がピンクで、中心部が薄いやわらかな色合いの一重、または八重咲き品種。
‘ヴァリエガータ’(Variegata)
葉の縁にクリーム色の斑が入る。
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準備
育て方のコツ
樹液などが有毒なので、剪定作業時は、手袋やメガネ、長袖、長ズボンを着用して、樹液や切り口などに触れないようにします。樹液が飛んだ際も肌に触れない、目などに入らないように注意しましょう。
植えつけ方
植えつけ
キョウチクトウは成長が早く、樹高4〜5mになるので、庭植え向きです。日陰でも育ちますが、花を咲かせるためには日なたを選んで植えましょう。腐植質に富んだ、極端に乾き過ぎない土壌であれば、土質は特に選びません。-5℃になると落葉するなど、寒さには多少弱いので、冬に寒風が当たるような場所は避けます。
植えつけは4〜9月に行ないます。根鉢の2〜3倍の大きさ、深さの穴を掘り、元肥として粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデン元肥用」を1m²当たり240g施します。根を切らないように注意しながら、根鉢を1/3ほどくずして植えつけます。根鉢の周りに十分に水を注ぎ、根と植え土をなじませ、ぐらつかないように支柱を立てて固定します。
管理
管理
水やり | 庭植えでは、真夏の高温乾燥が続くとき以外には水やりは必要ありません。水やりする場合は、朝か夕方に土に水がしみ込むまで、十分に与えます。 |
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肥料 |
成長が始まる前の3月と、開花前の6月に粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g施します。なお、初秋に肥料を施すと、いつまでも枝が成長し続けてしまい、枝が硬化せずに寒さで枯れてしまうこともあるので、注意します。 |
剪定 |
多くの花木が前年の夏前後に花芽をつくり、翌春に開花するのとは異なり、キョウチクトウなど夏咲きの花木は、春に出た枝を伸ばしながら、花芽をつくっていきます。そのため、剪定は厳冬期を除き、開花が終わる9月〜翌年の3月までに行ないます。混み過ぎた枝は基部から切り除き、株の内側にも日が当たるようにすると、株全体に花を咲かせます。よく萌芽するので、枝は好みの場所で切ることができます。 植えつけ時と同じく、手袋やメガネ、長袖、長ズボンを着用して、樹液や切り口などに触れない、樹液が飛んだ時に肌に触れない、目などに入らないように注意します。 |
ふやし方 |
さし木でふやすことができます。適期は6〜7月で、25℃以上あると発根します。充実した太い枝を選び、長さ10cmほどの長さに、鋭利な刃物で斜めに切ります。30分ほど水揚げをして、植物成長調整剤「ルートン」を切り口にまぶしてから、赤玉土小粒やさし木用土を満たした鉢や箱にさします。たっぷりと水やりし、日陰に置いて乾かさないように管理するか、ビニール袋などで密封すれば、秋には発根します。 |
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。
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