植物栽培ナビネフロレピスの育て方
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原産地 | |
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
品種紹介
タマシダ‘ダッフィー’
Nephrolepis cordifolia ‘Duffii’
葉身は細長く、葉柄や葉軸がしばしば二股に分かれ、さらに先端も分かれることもある。また、ひとつひとつの葉(羽片)は丸く短く、1cm~1.5cmほど。
ツデータマシダ
N. exaltata var. bostoniensis ‘Teddy Junior’
もっとも普及する品種で、矮性タイプ。葉身は20~30cmほどと短く、葉が密につき、羽片の縁が波打つ。
セイヨウタマシダ‘ハッピー・マーブル’
N. exaltata ‘Happy Marble’
葉に黄色の斑が不規則に入り、マーブル模様となる。日ざしが強い場所では、黄色の斑が濃くなる。
ボウビカンジュ‘フルカンス’
N. biserrata ‘Frucans’
羽片の先端が二股に分かれ、さらに先端が2~3裂する。魚の尾びれのように見えるため、「フィッシュ・テール・ファーン」とも呼ばれる。
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準備
栽培方法
植えつけ・植え替え
水はけの良い肥沃な用土に、用土1ℓ当たり5gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を混ぜて植えつけましょう。植替え作業は、春から秋までの暖かい時期であれば、いつでも可能です。株分けを伴う植え替えの場合は、その後の回復期間を考えると5~6月ごろに行なうのがベストです。
管理
置き場所
弱い日ざしを好むので、夏は直射日光を避けたような場所に置きます。そのほかの季節は、室内の明るい場所に置きます。
葉が密に茂ってくると夏に蒸れやすくなります。風通しのよい場所に置くなどして、蒸れないように注意します。
水やり
春から秋の高温期間中は、鉢土の表面が乾く前にたっぷりと水やりします。冬は、乾かし気味に管理すると低温によく耐えますが、空気の乾燥を嫌うため、霧吹きでこまめに葉水を与えましょう。
肥料
春から秋の生育期間中、2~3カ月ごとに用土1ℓ当たり5gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」をばらまきます。または2週間に1回程度、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1000倍液か、「そのまま使える花工場観葉植物用」を水やり代わりに施します。
冬越し
比較的寒さに強い植物です。3℃以下に下がらない場所に置いて冬越しさせます。
ふやし方
5~6月ごろに株分けでふやします。株分けの方法は、鉢から根鉢を抜き、底の部分を1/3程度落としたら、3~4等分に切り分けます。傷んだ葉や、古い葉を根元で切って間引きます。赤玉土小粒5、ピートモス3、日向土か軽石2の配合土を使って元の大きさの鉢に植えつけ、明るい日陰に置いて1ヶ月ほど養生させます。
また、ランナーの先につく子株を鉢上げしてふやす場合は、根がよく伸びている部分を切って3.5(口径10.5cm)号の鉢に植えつけます。風当たりの弱い明るい日陰に置き、水切れさせないように管理しましょう。1ヶ月ほどで新葉が出てきたら、鉢増しします。新葉が3枚出たら、追肥しましょう。
栽培のポイント
長期間株分けをしないと、鉢がいっぱいになり、蒸れやすくなったり生育が著しく悪くなったりするほか、病害虫も発生しやすくなります。最低でも2年に1回は株分けし、株をリフレッシュさせましょう。株分けの方法は、本稿の「ふやし方」の項目を参照してください。
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