植物栽培ナビバーバスカムの育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
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植えつけ方
植えつけ
水はけのよい土を好みます。庭植えでは、苗の根鉢がすっぽり入る大きさ、深さの植え穴を掘って、根鉢を崩さず植えつけます。
鉢植えでは、水はけと水もちのバランスがよい培養土を用いて植えつけましょう。
管理
水やり
土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりをします。過湿には弱いので、水を与えすぎると根腐れを起すことがよくあります。やや乾燥ぎみに管理するとよいでしょう。
肥料
庭植えの場合は、堆肥や腐葉土を混ぜて、ふかふかの土を作ってから株を植えつけます。バーバスカムは一般の植物に比べ、肥料をやや控えめにした方がしっかりした草姿に育ちます。元肥は一般植物の半分以下に抑えて施しましょう。粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり75g植えつける場所の土によく混ぜて植えつけます。
鉢植えでは、元肥として用土1ℓ当たり2.5gの同様の肥料を、用土に混ぜて植えつけます。
追肥はいずれの場合も、同様の肥料を控え気味に与えましょう。
置き場所
日当たりを好む植物です。ただし、日本の蒸し暑い気候はやや苦手です。西日が当らず、風通しのよい場所で育てましょう。寒さには強いので、戸外でも越冬できます。
支柱立て
品種により異なりますが、花茎をおよそ50~100cm伸ばして開花します。花茎がやや細い品種には、支柱を立てて倒伏を防ぐとよいでしょう。
花後の管理
花後は花をひとつひとつ摘み取り、最後の花が終わったら、花茎を基部から切り取ります。タネを取りたい場合は、数個のタネざやだけを除いて残りは摘み取ります。こうした方が株が弱らずに、やや苦手な真夏を乗り越えることができます。
ふやし方
バーバスカムは短命な宿根草です。2年に1回はタネを取り、タネまきで新たな株を作っておくようにしましょう。タネまきは暑さが去り、夜温が下がり始めるヒガンバナが咲くころに行ないます。タネは細かいので風に飛ばされないように、注意してまきます。バーバスカムは寒さには強い植物ですが、小さな苗で冬を越す場合は、霜が当らない場所(無加温)で育苗して、春先にしっかりした株に育ってから植え付けます。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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