植物栽培ナビフジバカマの育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
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植えつけ方
植えつけ
とても旺盛に生育し、寒さや暑さに強いので、手間いらずの植物です。ただし、地下茎によって、毎年生育場所を広げていきます。ほかの植物との共存を図る場合は、長さ20~30cm程度の仕切りを埋設して制限することで、地下茎が広がるのを防ぎましょう。水はけのよい土を好みます。庭植えでは、苗の根鉢がすっぽり入る大きさ、深さの植え穴を掘って、根鉢を崩さず植えつけます。 鉢植えでは、水はけと水もちのバランスがよい培養土を用いて植えつけましょう。
管理
水やり
鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。
花壇植えの場合は、植えつけ直後や極度の乾燥期以外は、水やりの必要はありません。
冬の管理は、鉢植えでは、鉢土が乾きすぎない程度に水やりします。花壇植えは、そのまま何もしなくて大丈夫です。
肥料
肥料は元肥として、緩効性肥料を通常の半分程度施します。花壇植えの場合は、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり75g、鉢植えの場合は用土1ℓ当たり2g、土に混ぜて施します。
その後は、春と秋に同様の肥料を同量、株の周りにばらまいて施します。肥料が多過ぎると草丈や株が大きくなりすぎ、楚々とした花が目立たなくなるので注意しましょう。
置き場所
日当たりのよい場所を好みます。さらに、耐暑性にも、耐寒性にも強いので、周年、屋外の日なたで管理します。
ふやし方
さし木と株分け、タネまきでふやすことができます。
さし木は6月が適期です。茎を2~3節ごとに切り取ります。この時、花や蕾も切り取っておきましょう。切り口を水に30分程度浸けた後に、植物成長調整剤「ルートン」を切り口に薄くまぶし、さし木用培養土にさします。約1~1.5カ月で発根するので、3号のポリポットに植え替えます。
株分けは、3年に1回程度行なます。時期は早春が適期です。株を掘り上げ、古土や古根を丁寧に落とします。1株3芽を基本にして、株を分けましょう。このとき、あまり細かく分け過ぎると、その後の成長が悪くなるので注意しましょう。
タネまきは、ヒガンバナの花が咲くころに行ないます。タネが細かくて風で飛びやすいので、薄く覆土をします。発芽し、本葉が2枚程度になったら、3号のポリポットに植え替えます。さらに、本葉が6枚程度になったら、花壇やプランターに植えつけましょう。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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