植物栽培ナビペペロミアの育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
品種紹介
カペラタ
Peperomia caperata
ロゼット状に育ち、丸みを帯びたハート形の葉の葉脈に沿って、深いシワが入る。
オブツシフォリア
P. obtusifolia
葉は光沢のある丸形から広卵形。‘グリーン・ゴールド'や‘ウァリエガタ'など、いくつかの斑入り品種がある。強健で栽培しやすく、ヘゴ仕立てなどで出回る。
フレイゼリ
P. fraseri
ロゼット状となり、他種と異なって白い円錐花序が特徴的な種類。「グランドキャニオン」の名で出回る。
ニオイペペ
Peperomia sp.
花に甘いよい香りがあるめずらしい種類。詳細は不明。
ロツンディフォリア
P. rotundifolia
ほふく性種で、細い茎に丸い小さな葉をつける。葉に銀白色の模様が入るピロシオル(P. rotundifolia var. pilosior)もある。
アルギレイア
P. argyreia
葉は株元から叢生し、銀白色の地に濃緑色の縞模様が入るため「スイカペぺ」の名でも呼ばれる。
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準備
栽培方法
植えつけ・植え替え
水はけのよい用土で植えつけます。基本的に暖かい時期であれば、いつでも作業可能です。
下葉が落ちてだらしない姿になった株や、徒長して乱れた株は、株元から数センチを残して切り戻し、植え替えます。5~7月に作業すれば、1カ月半~2カ月程度でよい姿に回復します。
植えつけ、植え替え時には、用土1ℓ当たり5gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を混ぜた用土に植えつけましょう。
管理
置き場所
年間を通して、室内の明るい日陰に置きます。耐陰性があり、比較的暗い場所でも楽しめますが、長期間そのような場所に置くと、徒長して軟弱な株になります。
夏は、レースのカーテン越しの光に当てて、その他の季節は、ガラス越しの光に当てるようにしましょう。
水やり
春と秋は鉢土の表面がすっかり乾いたことが確認できてから水やりし、夏は、鉢土の表面が乾いてきたら水やりします。基本的に乾燥にはよく耐えますが、比較的葉の薄いカペラタ(P. caperata)などは、極端に乾燥させないようにしましょう。
なお、葉のホコリ対策には葉面洗浄剤「リーフクリン」が利用できます。葉のホコリや汚れを落とし、みずみずしい自然な光沢がよみがえります。
また、冬は生育を休止するので乾かし気味に管理します。
肥料
春から秋の生育期に2~3カ月に1回程度、用土1ℓ当たり5gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」をばらまきます。または2週間に1回程度、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の1000倍液か、「そのまま使える花工場観葉植物用」を水やり代わりに施します。
冬は肥料は不要です。
冬越し
暖かな室内の明るい場所に置き、鉢土を乾かし気味に管理します。鉢土の表面が完全に乾いてから数日後に、水やりする程度で大丈夫です。なお、水やりする際は、比較的暖かな日の日中を選んで与えてください。
ふやし方
株分け、さし木、葉ざしでふやすことができます。
株分けは、5~7月ごろが適期です。植え替え時に不要なわき芽に根をつけて切り取り、観葉植物用培養土に植えつけます。
さし木は、5月中旬~7月に行ないます。株の先端にある天芽を5~6節でカットし、下の2~3節分の葉を摘み取ってから、切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶして、清潔な赤玉土中粒などにさします。さし木後は、明るい日陰に鉢を置き、乾かさないように水やりすれば1カ月程度で発根します。新芽が数枚出てくれば、十分発根しているので鉢上げできます。
葉ざしは、健全な葉1枚に葉柄を2~3cmほどつけた状態で切り取り、切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしたものを、パーライトとバーミキュライトを1:1で混合した用土を入れたさし床にさします。
鉢を明るい日陰に置き、乾かさないように管理すれば、1カ月半から2カ月ほどで新しい芽がのびてきます。新しい葉が2~3枚開いたら鉢上げします。 なお、斑入り品種は斑が消えてしまうので、株分けでふやします。
栽培のポイント
乾燥に強く、過湿に弱いので、水の与え過ぎには十分注意します。特に気温が低い冬は、かなり乾かし気味にして構いません。
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