植物栽培ナビペンステモンの育て方

監修  園芸研究家 矢澤秀成
基本情報
基本情報
科名属名
原産地
分類
栽培のスタート
日照条件
生育適温
水やり
特徴
樹高
種まき期
植えつけ期
開花期
収穫期
植えつけから収穫までの期間
開花から収穫までの期間
栽培カレンダー

カレンダーは拡大してご覧ください。

準備と植えつけ

植えつけ方

植えつけ

 水はけと保水力のバランスのよい用土に適します。植えつけ時には、適量の粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を均等に混ぜ込んで元肥にします。

 

栽培管理

管理

水やり

 土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。冬は、やや乾燥気味に管理しましょう。

肥料

 植えつけるとき、元肥として適量の粒状肥料マイガーデン粒状肥料」、マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を施します。その後は、芽が動き始める春と、花が終わるころの初秋に同様の肥料を施します。

置き場所

 ペンステモンは、日当たりを好む植物です。ただし、日本の高温多湿の気候は嫌います。夏の強い日差しや西日を避けられる場所を選んで植えましょう。また、風が通る場所で育てることが大切です。鉢植えの場合は、雨の日は軒下などに入れて、雨に当たらないように管理します。寒さには、強い植物です。

ふやし方

 ペンステモンはタネまきでふやせます。タネまきは、寒冷地を除いて秋に行いましょう。やや発芽率が悪い種類もあるので、品種によっては、少し多めにまいた方がよいでしょう。

 また、ペンステモンは、株分けとさし木でもふやせます。さし木の適期は6月ごろ。2節ごとに茎葉を切り取り、水に30分浸けてから、さし木専用土にさします。この時、切り口に植物成長調整剤「ルートン」をまぶしてからさすと、発根が促されます。

 株分けは、ヒガンバナが咲くころから、11月上旬頃までに行ないましょう。

花がら摘み

 初夏から花が咲き始めます。花がらとタネざやは、必ず摘み取ります。花がらをそのままにしておくとタネがつきやすく、株が衰えてしまうので、こまめに花がらとタネざやを摘み取ることが大切です。

 また、ひと通り花が終わったら、花穂を下葉のすぐ上付近で切り取り、花がらを穂ごと処分します。

 

監修  園芸研究家 矢澤秀成
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

害虫・病気対策

写真を選んで対処薬剤へGO!

ペンステモンで適用のある害虫・病気と対処薬剤

害虫

病気

対象の「害虫」と「病気」を防除する薬剤は・・・

使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。
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