植物栽培ナビポリゴナム(ヒメツルソバ)の育て方
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収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
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植えつけ方
植えつけ
水はけのよい土を好みます。庭植えでは、苗の根鉢がすっぽり入る大きさ、深さの植え穴を掘って、根鉢を崩さず植えつけます。
鉢植えでは、水はけと水もちのバランスがよい培養土を用いて植えつけましょう。
管理
水やり
鉢植えでは、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。
肥料
植えつけ時の元肥として、所定量の半分ほどの緩効性肥料を施します。花壇の場合は、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり75g、鉢植えの場合は、用土1ℓ当たり2gを土に混ぜます。その後は、肥料を施さなくてもよく育ちます。肥料が多すぎると葉が大きくなり、生育が旺盛になり過ぎて、ヒメツルソバらしさが失われてしまうので注意します。
置き場所
日当たりのよい場所を好む植物です。明るい日陰でもよく育ちますが、日当たりのよい場所で育てた方が、花数がふえ、紅葉が美しくなります。
冬越し
耐暑性、耐寒性ともに強い植物です。冬は地上部が枯れてしまいますが、暖地では根が残り、翌春、再び葉が茂ります。寒冷地では雪が積もる地域と雪があまり降らず地面が凍る地域とで異なります。雪が積もる地域でも、根が残る可能性が高くなります。地面が凍る寒冷地では、根が凍って株が枯死することが多くあります。この場合は、秋にタネを採種して、春にまきましょう。
ふやし方
場所によっては宿根し、来年も同じ場所で生育しますが、タネまきでふやすことができます。秋になると、たくさんの細かいタネをつけるので、これを採種し、紙袋に入れて日陰で干します。タネが十分に乾燥したら、紙袋のまま冷蔵庫の野菜室に入れて、春まで保存します。ヤエザクラが咲くころ、冷蔵庫から取り出して、タネをまきましょう。1週間程度で発芽が見られます。本葉が3枚程度になったら、3号ポットに植え替えます。さらに本葉が8枚程度になったら花壇やプランターへ植えつけます。花壇に植えるときは、1株で50~60cmまで広がることを考慮して株間をあけ、ほかの植物との組み合わせを考えて植えつけます。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
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