植物栽培ナビロニセラの育て方

監修  園芸研究家 矢澤秀成
基本情報
基本情報
科名属名
原産地
分類
栽培のスタート
日照条件
生育適温
水やり
特徴
樹高
種まき期
植えつけ期
開花期
収穫期
植えつけから収穫までの期間
開花から収穫までの期間
栽培カレンダー

カレンダーは拡大してご覧ください。

準備と植えつけ

植えつけ方

植えつけ

 水はけのよい土を好みます。庭植えでは、苗の根鉢がすっぽり入る大きさ、深さの植え穴を掘って、根鉢を崩さず植えつけます。

 鉢植えでは、水はけと水もちのバランスがよい培養土を用いて植えつけましょう。

 

栽培管理

管理

水やり

 土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。乾燥も過湿も苦手な植物でずが、適度に乾燥した環境を好むようです。真夏は、株元付近にマルチングをしたり、這い性の植物を植栽することでグラウンドカバーにし、株元の乾燥を防ぎましょう。

肥料

 早春に、花壇では、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g、鉢植えの場合は、用土1ℓ当たり5gを、土の上にばらまいて施します。

置き場所

 ロニセラは、日当たりのよい場所を好みす。明るい日陰でも比較的よく育ちますが、花数がやや少なくなったり、花色が悪くなります。

 なお、ロニセラは耐寒性のある植物ですが、寒冷地の鉢栽培は注意が必要です。気温が5℃以下になったら、ワラなどで鉢をすっぽり包み込んで防寒しましょう。また、株元には落ち葉やもみ殻などを敷き詰めると、保温効果があります。

剪定、誘引

 ロニセラの生育はかなり旺盛で、生育環境が合えば、数年でかなり大きくなって木質化していきます。ツル性植物ですから、剪定や誘引が必要です。剪定は花後の秋から冬が適期です。不要な枝や逆枝を切り取り、樹形を整えましょう。誘引は、初夏から初秋にかけて伸びるツルを、支柱やトレリス、アーチなどにひもやビニールタイなどで結び留めます。不要なツルは、この時に切り落としても構いません。

ふやし方

 ロニセラは、さし木でふやすことができます。さし木の適期は6~7月。つるを2~3節ごとに切り取ってさし穂にします。この時、花や蕾がついていたら、切り取っておきましょう。切り口を水に30分程度浸けた後に、植物成長調整剤「ルートン」を切り口に薄くまぶし、さし木用培養土にさします。約1~1.5カ月で根が出てくるので、4号のポリポット、もしくは5号の深型のポリポットに植え替えます。

 

監修  園芸研究家 矢澤秀成
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

害虫・病気対策

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ロニセラで適用のある害虫・病気と対処薬剤

害虫

病気

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使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。
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