植物栽培ナビクレマチス(新枝咲き)の育て方
基本情報
科名属名 | |
---|---|
原産地 | |
分類 | |
栽培のスタート | |
日照条件 | |
生育適温 | |
水やり | |
特徴 | |
樹高 | |
種まき期 | |
植えつけ期 | |
開花期 | |
収穫期 | |
植えつけから収穫までの期間 | |
開花から収穫までの期間 |
主な品種紹介
プリンセス・ダイアナ
別名:プリンセス・オブ・ウェールズ
四季咲き/花径4~6cm/草丈(つる長)2~3m/テキセンシス系(T)
1984年に英国・バリー・フレットウェル氏が紹介。ショッキングピンクのチューリップ形の花は、咲き始めの色がなんともいえない。開花が進むに従って、花びらは開いていくものの、ユニークな細弁で、剪定することによって、二度三度と花を楽しませてくれる。細立ちながら、株元近くから多くのつるを出し、丈夫で育てやすい。国内でも人気の品種。
篭口
四季咲き/花径4~6cm/草丈(つる長)2~3m/インテグリフォリア系(I)
1990年に小澤一薫氏が作出。明るい紫色のベル形の花の品種。半立性で、生育部を中心とした数節に花を咲かせる。多花性で、早めに剪定すれば、年3~4回花を楽しむことができる。花持ちがよく、切り花に利用するのもよい。海外でも人気の高い品種。
マダム・ジュリア・コレボン
四季咲き/花径5~10cm/草丈(つる長)2.5~3m/ヴィチセラ系/VT
フランシスク・モレル氏が作出(1900年/フランス)。ワインレッドの細弁の花は、遠くからでもよく目をひく。花芯の黄色とシャープな花形のコントラストが魅力。生育旺盛で、ぐんぐんと伸びながら、節々に多数の花を咲かせるので、早めに剪定すると、1年に4回は花を楽しめる。苗を植えて1~2年後には、1回で数百輪の開花も期待できる。1回は育ててみたい、おすすめの品種。
ユーリ
四季咲き/花径6~10cm/草丈(つる長)1.5~2.5m/インテグリフォリア系/I
キヴィスティック氏が作出(1984年/エストニア)。明るいピンク色を帯びた青紫色の細弁の花が、横向きに咲く。生育は旺盛で、伸びながら次々と、ユニークな形の花が咲く。葉柄が絡まない品種なので、支柱を用いて立ち上がらせる時は、ビニタイなどでしっかりとサポートし、バランスよく誘引したい。コニファーなどの樹木に上手く這わせると、葉色とのコントラストも楽しめる。
ワーレンバーグ
四季咲き/花径6~8cm/草丈(つる長)2.5~3.0m/ヴィチセラ系/VT
D.M.ヴァン・ゲルデレン氏が作出(1990年/イギリス)。シャープな印象の細弁の4弁花が下向きに咲く、多花性の品種。花弁の先端がワインレッドで、花の中央部が白く抜ける。花の咲き方が特徴的で、遠目に見ても‘ワーレンバーグ'だと判断できる。生育旺盛で、つるを伸ばしながら次々と花が咲く。鉢植えでこぢんまりと育てるよりは、庭植えにして大型のオベリスク等に誘引し、スラッと伸び上がる姿を楽しみたい。早めに剪定しておくと、1年に2、3回花を楽しめる。
アルバ・ラグジュリアンス
四季咲き/花径4~5cm/草丈(つる長)3.0~3.5m/ヴィチセラ系/VT
R.ヴェッチィー氏が作出(1900年/イギリス)。日照や気温によって、白い花弁の先端が、一部緑色になる個性的な品種。暗褐色で小さな花芯がチャームポイントで、非常に愛らしく、やや幅広の花弁が波打つようにねじれる。面を埋めるほどによく咲き、時として株いっぱいが真っ白に見えるほど多花性。丈夫で育てやすいので、フェンスやアーチに誘引し、ダイナミックに楽しみたい。白花が好きな方におすすめの品種。
アフロディーテ・エレガフミナ
四季咲き/花径10~12cm/草丈(つる長)2.0~2.5m/インテグリフォリア系/I
宇田川正健氏が作出(1993年/日本)。光沢のあるビロードのような紫色の花は、いっそう濃い紫色系の花芯とのコントラストが愛らしい。丈夫で育てやすく、生育旺盛で次々と花が咲く。早めに剪定すれば、年内に3~4回も花を楽しむことができる。巻ひげが少なく絡みつきにくいので、誘引は比較的ラク。
踊場
四季咲き/花径3~5cm/草丈(つる長)3.0~4.0m/ヴィオルナ系/VO
小澤一薫氏が作出(1990年/日本)。フワフワとした印象のベル形の花。花弁は外側ほど濃ピンク色で、中央が白く抜けている。生育旺盛で枝分かれしながら脇枝にもたくさん花を咲かせるため、やや小ぶりの花でもたいへんにぎやかに見える。人気の多花性品種。
栽培カレンダー
カレンダーは拡大してご覧ください。
準備と植えつけ
植えつけ方
クレマチス(新枝咲き) 3~5月の管理作業
植えつけ
クレマチスは丈夫で育てやすい植物ですが、幼苗(苗木)のうちはやや弱いので、十分に根が広がって株がしっかりしてから、鉢や庭へ本格的に植えつけて楽しみましょう。1年間は鉢植えで育てて、株作りをするのが基本です。
苗の植えつけ
2~3月ごろ、3~4号ポットの苗が市販されます。鉢の大きさよりも1~2回り大きな鉢で栽培しましょう。
開花株の植えつけ
4~5月ごろ、開花株の鉢が出回ります。こうした株は多くの場合、鉢内に根がいっぱいになっているので、花後を待って植え替えます。
- 鉢植えの場合
入手した開花株より、1~2回りぐらい大きな鉢に植え替えます。根を切られるのを嫌うので、根は丁寧に取り扱いましょう。用土は水はけと水もちのよいものを選びます。市販のクレマチス培養土なら手軽です。クレマチスは生育が旺盛な植物なので、しっかりと元肥を入れてガッチリとした株に育てましょう。株の大きさにもよりますが、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を用土1ℓ当たり5g、用土とよく混ぜて植えつけます。
- 庭植えの場合
根鉢よりも2~3回りほど大きな植え穴を掘り上げ、クレマチスがしっかりとした株に育つように、腐葉土や堆肥などの有機物と、1m²当たり150gの粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を土に混ぜてから、株を植えつけます。
植えつけのポイント
クレマチス全般にいえることですが、株は必ず1節が地中に入るように深植えにすることで、根元からたくさんのつるが出て株立ちになり、根もたくさん広がって、多くの花を咲かせることができます。
栽培管理
管理
3~5月の生育状況
水やり
生育が一番旺盛な時期です。極端に水切れさせると生育がストップしたり、大きな花が次々と咲かなくなることもあります。土の表面が乾いてきたら、水をたっぷりと与えましょう。葉をぐったりさせないよう、心がけることが大切です。特に、蕾がついている株は、土の乾き具合をこまめにチェックします。夕方でも葉がぐったりしていたら、水やりしましょう。
置き場所
クレマチスは日当りのよい場所を好むので、少なくとも半日以上は日がよく当たる場所に置いて管理しましょう。半日陰でも生育しますが、ひょろひょろと間のびしたり、花つきが悪くなるので注意します。さらに、風通しがよいことも、大切な条件のひとつです。
鉢植えは地面に直接置くと鉢底から根が出て取れなくなることがありますので、台の上に置いて管理します。
肥料
新枝咲きのクレマチスは、生育しながら、次々と花を咲かせていきます。開花中でも肥料切れしないように、2~3ケ月に1回は、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、庭植えでは1m²当たり150g、鉢植えでは用土1ℓ当たり5g、株元にばらまいて施します。同時に、月2回ぐらいは、液体肥料も施しましょう。「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」を庭植えには500倍、鉢植えには1000倍に薄めて施します。
花がら切り
傷んだ花、終わった花は、早めに花首から切り取って、タネができないように注意します。
剪定
新枝咲きのクレマチスには四季咲き性があるのですが、花がら切りだけにしてしまうと、2回目、3回目の花が咲きません。花がら切りも大切な作業ですが、全体の花数の7~8割が咲き終わったら、もったいなくても、地際から2~3節を残して、思い切って切り戻しておきます。切ったつるについた蕾や開花中の花は、花瓶やコップにさして、切り花として楽しみましょう。
誘引
つる性植物のなかでもクレマチスは、葉柄を支柱などに絡みつかせることで自身を支えて、成長していきます。放置するとあちこちに絡みついて手に負えなくなるので、早めに全体のバランスを見ながら、つるをこまめに誘引していきます。
ふやし方
クレマチスはさし木でふやすのが一般的です。4月下旬~7月下旬にかけて、今年伸びたつるのやや堅くなった部位を、10~15cmほど切りそろえてさし穂にし、下の2節の葉を取り、その2節分が土に埋まるようにさします。その時、さし穂の下部の切り口に、植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてからさすと、発根が促されます。
約30~50日で発根するので、3号(直径9cm)鉢に植え替えます。
なお、種苗登録されている品種は、営利目的にふやすことを禁止しているので、注意しましょう。
6~8月の生育状況
1番花が開花中、あるいは終わるころです。しかし株の成長は止まりません。ぐんぐんとつるを伸ばして成長していきます。
花が終わったものは、花首から摘んでおきましょう。全体の7~8割の蕾が咲き終わったら、深く切り戻し、2番花を咲かせる準備に入ります。
日常の管理
水やり
春に引き続き、生育が旺盛な時期です。萎れさせないように、しっかり水やりしましょう。土の表面が乾いてきたら、水をたっぷりと与えるのが基本ですが、さらに夏は、水やりを1日2回しなければならないこともあります。葉がぐったりしていないか、土の表面が白っぽく乾いていないか、忘れずにチェックしましょう。
上がった地温を下げると言う意味も含めて、しっかりたっぷり水やりします。また、葉水をすると、株全体の温度を下げる効果があります。日中の水やりは極力避けたいものですが、葉がぐったりしてしまった場合は、鉢植えなら日陰に移動させてから水やりします。
なお、土が固くなって水がなかなかしみ込まない場合は、表土を何カ所か棒でつつき、水がしみ込むようにします。
置き場所
クレマチスは日当りのよい場所を好むので、少なくとも半日以上は日がよく当たる場所に置いて管理します。一部の品種は、夏の強光線で葉焼けしたり、葉枯れしたりすることがあるので、葉色が黄色っぽくなったり、黒く枯れてくるようであれば、半日陰に移動させます。さらに、風通しがよいことも、大切な条件のひとつで、蒸れないようにさせましょう。
また、地温の上昇予防には、バークチップなどを株元に敷いたり、草花を株元から少し離して植えつけるとよいでしょう。
肥料
新枝咲きのクレマチスは、1番花が終了します。次の花を咲かせるには剪定し、新しいつるを伸ばさなければなりません。肥料切れさせないように、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、庭植えでは1m²当たり150g、鉢植えでは用土1ℓ当たり5g、株元にばらまいて施します。同時に、月2回ぐらいは、液体肥料も施しましょう。「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」を庭植えには500倍、鉢植えには1000倍に薄めて施します。
花がら切り
次々と花が咲いてくるので、放置せず、傷んだ花、終わった花は、早めに花首から切り取って、タネができないように注意します。
剪定
新枝咲きのクレマチスは、伸びながら次々と花を咲かせるので、1カ月以上も花を咲かせ続けていきます。しかし、つるの先端部になると、花が小さくなったり、株全体のバランスも重くなるので、株のリフレッシュを兼ねて剪定しましょう。全体の花数の7~8割が咲き終わったら、2m伸びていても、3m伸びていても、地際から2~3節ぐらいの位置で、思い切って切り戻す強剪定をします。
剪定後、約1~1.5カ月ぐらいで、その後伸びたつるに花が咲き、2番花となります。
以降、同様に剪定してつるを伸ばして、3番花を咲かせてみましょう。剪定して残った花や蕾は、切り花にして飾ってみてはいかがでしょうか。
誘引
伸びて来たつるは、こまめに誘引しましょう。そのまま放置すると、好き勝手な場所に絡まってしまいます。何本かのつる同士が絡まり合うと、ほどけなくなることもあります。
トレリスやオベリスクなどの全体に、バランスをよく誘引することが大切です。
なお、つるは水平より斜め上に誘引します。つるを下向きにすると、花がつきにくくなることがあります。
ふやし方
7月下旬までに、今年伸びたつるのやや堅くなった部位を利用してさし木します。8月でも可能ですが、本来は枯れてしまう部位をさし穂にするので、遅い時期では発根しても、冬芽ができなく枯れてしまう可能性があります。早めにさし木して、しっかりした株をつくっておきましょう。
切り取ったつるは、15~20cmほど切りそろえてさし穂にし、下部の切り口に、植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてから、2節分が土に埋まるようにさします。30~50日で発根するので、3号(直径9cm)鉢に植え替えます。
なお、種苗登録されている品種は、営利目的にふやすことを禁止しているので、注意しましょう。
9~11月の生育状況
6~8月にしっかり管理し、早めに剪定していた株は、3、4番花の楽しめる時期です。バラと同様クレマチスも、秋にもよい花を楽しんでみましょう。
初秋のころから、再びつるがぐんぐんと伸びてくるので、誘引はまめに行なうとよいでしょう。
日常の管理
水やり
土の表面が乾いたら水やりするのが基本ですが、9月はまだまだ暑い時期です。水切れさせないように注意しましょう。
10月ごろになると、徐々に土の乾きが遅くなり、水やりの回数が減って、連日から1~2日おきに間隔があいてきます。しかし、10月下旬から11月上旬ごろまでは、まだ生育期なので、乾かし過ぎないように注意しましょう。
置き場所
夏の間に葉焼けを避けて、日陰へ置いていた鉢は、日なたに移動させましょう。夏とは異なり、日照が弱くなるので、株をがっちりと育てるようによく日に当てるよう心がけます。なお、風通しがよいことも、大切なポイントです。
肥料
新枝咲きのクレマチスの秋の開花に向けて、成長させましょう。肥料切れさせないように、粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、庭植えでは1m²当たり150g、鉢植えでは用土1ℓ当たり5g、株元にばらまいて施します。同時に、月2回ぐらいは、液体肥料も施しましょう。「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」を庭植えには500倍、鉢植えには1000倍に薄めて施します。
しっかりと肥料を施せば、11月下旬ごろまでは、葉が落ちることもありません。
花がら切り
次々と花が咲いてくるので、放置せず、傷んだ花、終わった花は、できるだけ1輪ずつ早めに花首から切り取って、タネができないように注意します。
剪定
9月上旬までに、中剪定しておくと、再び秋に花を楽しむことができます。新枝咲きのクレマチスには、本来、強剪定をしますが、気温の低下とともに生育がストップしてしまうことがあります。強剪定はせず、中剪定程度に止めておきましょう。つまり、夏までは図のAの場所で剪定しますが、この時期は秋に良い花を咲かせるためにBの場所で剪定します。
なお、花後は花がら切り程度に抑え、本格的な剪定は、1月以降に行ないます。
誘引
伸びて来たつるは、こまめに誘引しましょう。そのまま放置すると、好き勝手な場所に絡まってしまいます。何本かのつる同士が絡まり合うと、ほどけなくなってしまうので、早めの作業が大切です。
トレリスやオベリスクなどの全体に、バランスをよく誘引します。なお、つるは水平より斜め上に誘引します。つるを下向きにすると、花がつきにくくなることがあります。
ふやし方
7月下旬までにさし木してそのままの株は、1日も早く鉢上げし、肥料を施して通常の管理に切り替えましょう。そのままにしておくと、生育が芳しくないこともあります。早めの作業を心がけましょう。
12~2月の生育状況
夏に旺盛に生育していたつるは、枯れたような見た目になり、寒さとともにクレマチスは休眠に入っていきます。土中や株元近くの太く充実した節の部分では、春に向けて、少しずつ伸長の準備が整えられている時期でもあります。
品種や地域にもよりますが、12月上旬ごろまでは、葉が青々としている状態がよい生育状況といえます。
日常の管理
水やり
寒さとともに休眠しているので、成長期の夏のように連日水を与える必要はありません。水やりは、土の表面が乾いていたらたっぷり与えるという基本の方法になり、鉢植えでは1週に1~2回、庭植えならほぼ不要です。ただし、晴天が続いて土が乾くようであれば、しっかりと水を与えましょう。
冬の水やりは、できれば午前中に行ないましょう。夕方に水やりすると、時として明け方に霜柱が立ち、土が持ち上がって冷たい風で根を乾かして弱らせてしまいます。また霜柱は日中に溶けて、土の団粒構造を崩してしまうこともあります。
クレマチスは寒さに強いのですが、根が露出して乾燥することには極端に弱いので、注意が必要です。
置き場所
クレマチスは、基本的には寒さに強い植物です。春からの置き場のまま、移動させなくて大丈夫です。逆に室内へ取り込んだりすると、春と勘違いして芽が出てしまい、健全な生育が期待できません。
積雪地帯などでは、むしろ雪の中に株が埋もれてしまったほうが気温と湿度が安定しているために、置き場としては適しているでしょう。ただし、霜が強く降りる場所では、株元にマルチングなどを施して、根が浮き上がるのを防ぐとよいでしょう。
肥料
春に向けての準備をしましょう。つるをすくすくと伸長させるために、冬の間に株元へ、元肥を施しておきます。時期は、1月中旬~2月上旬が適します。粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、庭植えでは1m²当たり150g、鉢植えでは用土1ℓ当たり5g、株元近くにばらまくか、あるいは株元から少し離れた数カ所に分けて埋めておきます。
剪定
1月上旬~2月上旬にかけて、剪定の適期です。基本は、株元付近まで思い切って切り戻しますが、つるが何本かある場合は、残すつるに長短をつけて切るとよいでしょう。
特に、1本しかつるがない場合は、地上部に残ったつるによい芽があっても、思い切って株元まで切り戻すと、地際から新しい芽が出やすく、株立ちにすることができます。地上部の残ったつるの芽の位置で切ってしまうと、株立ちになりにくいので注意しましょう。
× 上部で剪定
3~4月に芽が出たときの様子
1本立ちのまま、地上部で2枝に分かれる。
○ 株元付近で剪定
3~4月に芽が出たときの様子
地際から芽が出て、株立ちになる。
何本かつるを残している場合は、長さに長短をつけて剪定する。 株立ちになり、さらにつるの高い位置からも新しいつるが伸びるため、つるの長さにバリエーションが出て、その結果、さまざまな高さで花を咲かせることができる。
誘引
2月に入ると、休眠から目覚める株が出てきます。本格的な誘引は、3月からスタートします。

害虫・病気対策
写真を選んで対処薬剤へGO!クレマチス(新枝咲き)で適用のある害虫・病気と対処薬剤
害虫
病気
対象の「害虫」と「病気」を防除する薬剤は・・・
住友化学園芸では、家庭園芸用殺虫剤・殺菌剤・除草剤・肥料のほか、くらしに関連するさまざまな商品を扱っています。
商品の使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。