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栽培管理|サンセベリアの育て方

監修:園芸研究家 尾崎 忠

サンセベリアの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

サンセベリア写真

 空気を浄化し、マイナスイオンを発生するということで話題となった植物です。数年前、マスコミで取り上げられ、一大ブームを巻き起こしました。ブーム時には今まで植物に関心の無かった人も購入し、育てた方も多かったようです。大変丈夫で育てやすい植物なので、初心者でも枯らさずに育てられるのも人気の秘密でしょう。  原産地は熱帯、亜熱帯アフリカをはじめ、マダガスカルや南アジアで、乾燥した場所を好みます。

管理

置き場所

 基本的に、年間を通じて、よく日が当たる場所に置きますが、室内の窓辺などでも栽培できます。

 斑が大きく入る一部の品種は、葉焼けを起こすことがあるので、直射日光を避けましょう。

水やり

 春から秋の暖かい時期は、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。

 冬は水やりを控え、乾かし気味に管理します。

 なお、ときどき葉面洗浄剤「リーフクリン」を散布すると、葉のホコリや汚れを落とし、さらにみずみずしい自然な光沢がよみがえります。

肥料

 春から秋の生育期の間に、2~3カ月に1回程度、用土1ℓ当たり3gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」をばらまきます。あるいは2週間に1回程度、水やり代わりに液体肥料「花工場原液」の1000倍液か、「そのまま使える花工場観葉植物用」を施すとよく育ちます。

冬越し

 室内の明るい場所に置き、乾かし気味に管理します。乾燥によく耐えるので、最低気温が5℃を下回るようなら、完全に水を切って冬越しさせます。

ふやし方

 株分け、さし芽、葉ざし、実生でふやせますが、株分けが最も一般的です。

 斑入り品種は葉ざしすると斑が消えてしまうので、必ず株分けでふやします。

 さし芽や葉ざしをする際に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてからさすと発根が促されます。

 

栽培のポイント

 乾燥地の植物のため、鉢土は年間を通して乾かし気味に管理しまが、水やりをする際は、鉢底から流れ出るまでたっぷり水を与えます。

 ただし、特に冬に低温となる置き場では、完全に断水し、休眠状態にさせるのがおすすめです。

監修 園芸研究家 尾崎 忠

1973年8月生まれ。(有)エクゾティックプランツ代表取締役として熱帯植物の生産を行う。 帝京大学経済学部経済学科卒業後、公園緑地の樹木名板やサインに関する営業職を経て、2000年に家業である同社に入社する。 約2500~3000種の植物生産管理に携わる傍ら、アブチロンの育種を行う。現在は、トケイソウやハイビスカスの苗をメインに生産中。サンセベリアや、ビカクシダ、ホヤなどのコレクションも豊富。「熱帯植物には、まだまだ魅力的な植物がたくさんあります。一つでも多く家庭園芸に普及するよう努力していきたいです。」

サンセベリアの育て方のページです。
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