野菜・花・果樹・庭木の育て方植物栽培ナビ

準備と植え付け|の育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

を育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

写真

エンジェルストランペットは、文字どおり「天使のラッパ」の意味の英名で、キダチチョウセンアサガオ(ブルグマンシア)属に含まれます。南アメリカのアンデス地域を中心に、5種が分布します。以前はダチュラ(チョウセンアサガオ)属に含まれていましたが、ダチュラは草本で、花が上向きに咲くのに対し、キダチチョウセンアサガオは木本で、花が下垂することから、現在は別属として扱われています。

植えつけ方

植えつけ

日陰でも育ちますが、花を咲かせるためには日なたに植えることが必要です。腐植質に富んだ、極端に乾き過ぎない土壌であれば、土質は選びません。寒さに弱いので、冬に寒風の当たるような場所は避けるようにします。地上部が枯れずに育つと、樹高は3m以上になります。

植えつけは4月中旬〜9月中旬の気温の高い時期に行ないます。気温16℃以上で生育するとされるので、この気温を目安に作業を調節してください。

根鉢の大きさの2〜3倍の深さ、直径の植え穴を掘り、元肥として粒状肥料「マイガーデン元肥用」を1m²当たり240g施します。根鉢を軽くくずして、植えつけます。根鉢の周りに十分に水を注ぎ、根と植え土をなじませ、ぐらつかないように支柱を立てて固定します。

鉢植えの用土は、赤玉土細粒と腐葉土を3:1の割合で混合した用土に、元肥として粒状肥料「マイガーデン元肥用」を用土1ℓ当たり8~12gを加えて植えつけます。生育が旺盛で地上部も根もよく伸びるので、ある程度の大きさになれば、毎年地上部を15cm程度の高さで切り戻し、根を整理して同じ大きさの鉢に植え替えます。適期は庭植えに準じます。

鉢は、5〜10月は戸外の日なたに置きますが、夏の高温期には生育が悪くなるので、午前中に日が当たる程度の半日陰に置きます。11月になったら、邪魔にならない適当な高さで切り詰めて、室内に取り込みます。地上部が枯れても気温5℃以上になれば春に芽吹くので、乾かし気味にして管理します。

なお、全草にアルカロイドを含む有毒植物ですので、誤って口に入れたりしないように注意してください。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

の育て方のページです。
eグリーンコミュニケーションは、家庭園芸に関する悩みの解決方法、ガーデニングライフを楽しんでいただくための植物の育て方、虫や病気や雑草に関する情報をお届けしています。
住友化学園芸では、家庭園芸用殺虫剤・殺菌剤・除草剤・肥料のほか、くらしに関連するさまざまな商品を扱っています。

contents