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準備と植え付け|とっくりらんの育て方

監修:園芸研究家 尾崎 忠

とっくりらんを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

とっくりらん写真

 トックリ状に膨らんだ株元と、細長い葉を長く垂れ下げる姿が特徴的です。メキシコの乾燥地原産で、乾燥と寒さに強く、耐陰性もあるため観葉植物として世界各地で利用され、ポニーテールの名でも親しまれています。  日本でも中鉢から大鉢まで出回っているので、飾る場所にあった大きさのものを選んで購入すると良いでしょう。

準備

植えつけ・植え替え

 植え替えは頻繁に行う必要はありませが、育ってくると鉢が割れてくる事もあるので、鉢土が見えないほど基部が成長してきたら1~2回り大きな鉢に植え替えましょう。

 赤玉土小粒に小粒の軽石を3割程度混ぜた水はけのよい用土を使い、用土1ℓ当たり2gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を混ぜて植えつけます。

 

(1)鉢穴から根が出てきたら植え替えどき。

(2)根鉢を鉢から取り出し、腐って黒くなった根を切り取って、ヘラなどを使って古い土を1/3~1/2ほど取り除く。

(3)1~2回り大きな鉢に植え替える。鉢底に赤玉土中粒~大粒を敷いてから植え替えると、より水はけがよくなる。植え替え後は底穴から流れ出てくるまでたっぷり水を与えて完成。

監修 園芸研究家 尾崎 忠

1973年8月生まれ。(有)エクゾティックプランツ代表取締役として熱帯植物の生産を行う。 帝京大学経済学部経済学科卒業後、公園緑地の樹木名板やサインに関する営業職を経て、2000年に家業である同社に入社する。 約2500~3000種の植物生産管理に携わる傍ら、アブチロンの育種を行う。現在は、トケイソウやハイビスカスの苗をメインに生産中。サンセベリアや、ビカクシダ、ホヤなどのコレクションも豊富。「熱帯植物には、まだまだ魅力的な植物がたくさんあります。一つでも多く家庭園芸に普及するよう努力していきたいです。」

とっくりらんの育て方のページです。
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