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栽培管理|ネオレゲリアの育て方

監修:園芸研究家 尾崎 忠

ネオレゲリアの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ネオレゲリア写真

 ネオレゲリアはパイナップルの仲間で、南アメリカに約70種が分布しています。その多くは、木の幹や岩上に着生して育ちます。  葉はロゼット状に展開して筒状の葉の中に水を溜め、葉縁には短い刺があります。葉の模様や色合いの美しい品種がたくさんあり、観葉植物として利用されています。  花は、ロゼット状に重なり合った葉の中心に、溜まった水の中から咲きますが、葉の上に伸びることはなく、あまり目立ちません。

管理

置き場所

 年間を通して、日光によく当てて育てます。特に赤色系の品種は、日光によく当てることで、葉色がより鮮明になります。

水やり

 春から秋までは、株の真上から水やりし、葉の中心の筒状部分に水を溜めた状態で管理します。長期間水を溜めたままにすると、水が腐ったり濁ったりするので、2週間に1回ぐらいの割合で、水をこぼして入れ替えます。日常的には水が完全に乾かないように、葉水を与えるようにします。

 なお、葉のホコリ対策には葉面洗浄剤「リーフクリン」が利用できます。葉のホコリや汚れを落とし、みずみずしい自然な光沢がよみがえります。

 また、冬は筒の部分に水が溜まらないように注意し、乾かし気味に管理しますが、引き続き葉水はまめに与えましょう。

 

肥料

 春から秋の生育期の間は、2~3カ月に1回程度、植え込み資材1ℓ当たり5gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を株元にばらまきます。または、2週間に1回程度、液体肥料「花工場原液」の1000倍液か、「そのまま使える花工場観葉植物用」を水やり代わりに施します。

冬越し

 最低温度3℃程度で冬越しするので、室内の明るい窓辺に置きます。

ふやし方

 株分けでふやすことができます。5~9月上旬の高温期が適期ですが、子株があまり小さいうちに親株から外してしまうと、その後の成長が遅れるので、葉が5~6枚ほど展開してきてから親株から外します。親株から切り取るときは、必ず基部の硬い部分をつけた状態で切り取ります。根は無くても構いません。

 

栽培のポイント

 ネオレゲリアの仲間は、花を咲かせたらその株の一生を終えます。すぐに枯れてしまうわけではなく、しばらく観賞できるのですが、いずれは枯れていきます。よい時期に子株を外して、上手に株を更新し、育ててください。

監修 園芸研究家 尾崎 忠

1973年8月生まれ。(有)エクゾティックプランツ代表取締役として熱帯植物の生産を行う。 帝京大学経済学部経済学科卒業後、公園緑地の樹木名板やサインに関する営業職を経て、2000年に家業である同社に入社する。 約2500~3000種の植物生産管理に携わる傍ら、アブチロンの育種を行う。現在は、トケイソウやハイビスカスの苗をメインに生産中。サンセベリアや、ビカクシダ、ホヤなどのコレクションも豊富。「熱帯植物には、まだまだ魅力的な植物がたくさんあります。一つでも多く家庭園芸に普及するよう努力していきたいです。」

ネオレゲリアの育て方のページです。
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