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栽培管理|バオバブの育て方

監修:園芸研究家 尾崎 忠

バオバブの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

バオバブ写真

 サン=テグジュペリの名作「星の王子様」に登場することで有名な巨木です。「神様が引っこ抜いて逆さまに突き刺した」と表現されるような、独特の樹形が魅力的で、育ててみたい植物の一つでしょう。  アオイ科に属する落葉高木で、アフリカやマダガスカル、オーストラリアに自生しています。日本では実生の小苗が少量出回ります。

管理

置き場所

 春から秋までの生育期は、日光によく当てて育てます。日照不足だと間のびして軟弱になるので、できるだけ日当たりのよい場所に置きましょう。

 秋に葉が黄色くなって枯れ始めてきたら、休眠の合図なので、室内に取り込み、日当たりのよい場所に置きましょう。

水やり

 基本的に年間を通じて、乾かし気味に管理します。

 春と秋は鉢土の表面が完全に乾いたら水やりし、夏は、鉢土の表面が乾いたら水やりします。時々戸外に出して株全体にシャワーをかけて、葉の表面に積もったホコリなどを洗い流すとよいでしょう。葉のホコリ対策には葉面洗浄剤「リーフクリン」も利用できます。葉のホコリや汚れを落とし、みずみずしい自然な光沢がよみがえります。

 葉が黄色く枯れ始めて室内に取り込むころには、水を切り始めます。冬は落葉するので、完全に断水します。

 少し暖かくなり始める3月から5月初旬ごろは、落葉中でも暖かい日をみて、月に1回ぐらい水を与えます。5月中旬から6月ごろ、新芽が動き始めてきたら、春の通常の水やりを再開します。

肥料

 5月から10月ごろ、葉が生き生きと展開している時期には、2~3カ月に1回程度、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」用土1ℓ当たり2gをばらまきます。あるいは、2週間に1回程度、液体肥料「花工場原液」の1000倍液か、「そのまま使える花工場観葉植物用」を水やり替わりに施します。

冬越し

 葉が黄色く枯れ始めてきたら、室内に取り込み、断水して冬越しさせます。

ふやし方

 実生でふやすことができます。タネは、海外の種苗会社などで入手できます。 

 タネは、硬い種皮に包まれているので、熱湯処理をしてからまきましょう。熱湯処理は、一度沸騰させて火を止めたお湯にタネを投入し、そのまま24時間浸けておきます。

 

栽培のポイント

 冬越しが最大のポイントです。落葉中は温度差のない場所に置き、水を切って休眠させます。休眠中に過湿にすると根腐れし、枯死の原因となります。

監修 園芸研究家 尾崎 忠

1973年8月生まれ。(有)エクゾティックプランツ代表取締役として熱帯植物の生産を行う。 帝京大学経済学部経済学科卒業後、公園緑地の樹木名板やサインに関する営業職を経て、2000年に家業である同社に入社する。 約2500~3000種の植物生産管理に携わる傍ら、アブチロンの育種を行う。現在は、トケイソウやハイビスカスの苗をメインに生産中。サンセベリアや、ビカクシダ、ホヤなどのコレクションも豊富。「熱帯植物には、まだまだ魅力的な植物がたくさんあります。一つでも多く家庭園芸に普及するよう努力していきたいです。」

バオバブの育て方のページです。
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