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準備と植え付け|ギンヨウアカシアの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ギンヨウアカシアを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

ギンヨウアカシア写真

 3月ともなれば本格的な春が訪れ、さまざまな樹木が開花し始めます。そのなかでもひときわ目をひくのが、ギンヨウアカシアの澄んだ黄色い花です。  アカシアの仲間は、オーストラリアを中心に、中南アメリカ、アフリカやポリネシアの熱帯から亜熱帯に分布します。今回取り上げるギンヨウアカシアもオーストラリア南西部が原産地ですが、比較的寒さに強いため、関東地方以西で広く栽培されます。

植えつけ方

植えつけ

 アカシアの仲間は、自生地では乾燥地に生えるものが多いため、水はけのよい場所に植えつけます。また、花を咲かせるためには、十分に日に当てることが必要です。さらに、特に台風シーズンの強風によって、枝や、ひどい場合には幹が折れることがあるので、風当たりの強くない場所を選びます。アカシアを含め、マメ科の植物は一般に成木の移植が難しいため、植え場所をよく吟味することが必要です。

 植えつけは厳冬期を除く休眠期中に行ないます。11月、または3~4月が適期です。大株を移植する場合は、1年前にあらかじめ根回しをしておくとよいでしょう。成長が早いのでポット苗を植えつけてもすぐに大きくなり、活着も良好です。

 根鉢の大きさの2倍の深さ、幅の植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土を土の1/3ほど混ぜて、さらに、それに元肥として粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g混ぜて植えつけます。水はけの悪いところでは砂質土を客土します。根鉢の周りに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と植え土をなじませます。若木のうちは風で枝や幹が折れやすいので、必ず支柱をします。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

ギンヨウアカシアの育て方のページです。
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