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栽培管理|フェニックスの育て方

監修:園芸研究家 尾崎 忠

フェニックスの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

フェニックス写真

トロピカルムードを演出するのに欠かせないヤシの仲間で、アジア、アフリカの熱帯・亜熱帯地域に約17種があります。 カナリーヤシは耐寒性が強く、千葉県の南房総地域でも庭園樹としてよく見られます。直立した幹の上に羽状の葉を四方に広げる姿はとても雄大で、迫力があります。 果実が食用になることで有名なのはナツメヤシで、デーツと呼ばれるこのヤシの実を、クレオパトラが好んで食べたといわれます。

管理

置き場所

 一年中室内に置いても楽しめますが、本来は日光を好むので、できるだけ明るい場所に置くようにします。春から秋の高温期は、戸外で日光に当ててもよいですが、急に強光線に当てると葉焼けを起こすので、室内から搬出する際は、徐々に明るい場所に移動させて慣らしてやるとよいでしょう。

水やり

 極端な乾かし過ぎを嫌うので、鉢土の表面が乾いてきたらたっぷり水を与えます。特に夏は乾きやすいので注意します。葉水もまめに与えるようにするとよく育ちます。冬は、生育を休止するので、乾かし気味に管理します。
なお、葉のホコリ対策には葉面洗浄剤「リーフクリン」が利用できます。葉のホコリや汚れを落とし、みずみずしい自然な光沢がよみがえります。

肥料

5月から10月の生育期間中、2カ月に1回程度、用土1ℓ当たり3gの粒状肥料「マイガーデン植物全般用」をばらまきます。または2週間に1回程度、液体肥料「花工場原液」の1000倍液か、「そのまま使える花工場観葉植物用」を水やり代わりに施します。

冬越し

 無霜地帯では庭植えでも冬越しする程度の耐寒性はあるので、室内管理をすれば問題なく冬越しできます。軽い霜程度であれば、枯れることはありませんが、葉が傷むので直接霜に当てないように注意して下さい。

ふやし方

 実生でふやします。暖かい時期にタネをまけば、2カ月前後で発芽します。

 

栽培のポイント

意外と水分を好むので、高温期の水切れに注意し、特に夏はこまめに葉水を与えます。日当たりが悪い環境では株が軟弱に育つので、できるだけ直射日光に当てて育てましょう。

監修 園芸研究家 尾崎 忠

1973年8月生まれ。(有)エクゾティックプランツ代表取締役として熱帯植物の生産を行う。 帝京大学経済学部経済学科卒業後、公園緑地の樹木名板やサインに関する営業職を経て、2000年に家業である同社に入社する。 約2500~3000種の植物生産管理に携わる傍ら、アブチロンの育種を行う。現在は、トケイソウやハイビスカスの苗をメインに生産中。サンセベリアや、ビカクシダ、ホヤなどのコレクションも豊富。「熱帯植物には、まだまだ魅力的な植物がたくさんあります。一つでも多く家庭園芸に普及するよう努力していきたいです。」

フェニックスの育て方のページです。
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