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準備と植え付け|つるむらさき【地植え】の育て方

監修:広島市植物公園 島田有紀子

つるむらさき【地植え】を育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

つるむらさき【地植え】写真

 熱帯アジア原産のつる性の1年草で、青茎種と赤茎種があり、主に野菜として利用されるのは青茎種です。アクが強い野菜ですが栄養価は高く、葉、つる、花のすべてを食用にできます。モロヘイヤのような粘り気と、ホウレンソウに似た味です。赤茎種は、青茎種ほどクセがないので食べやすく、また、赤い茎と光沢のある葉のコントラストが美しいため、観賞用に利用されることが多々あります。

準備

育て方

タネまきと植えつけ

 タネをまいて育ててもよいですし、ポット苗を購入してもよいでしょう。タネまき適期は、ヤエザクラが散る頃です。タネは、一晩水に浸しておいたものを、1ケ所2~3粒ずつまき、発芽したら1本に間引きます。

 苗は、地植え、または標準プランターか大型のプランターなどに植えつけます。植えつけ2週間ほど前に苦土石灰を1m²当たり100g混ぜ込んでおき、植えつけ時に完熟牛ふん堆肥を1m²当たり2kg、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり150g土に混ぜ込んで耕します。

 プランターには、市販の肥料入り野菜用配合土を利用するか、肥料入りの用土ではない場合は、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を、用土1ℓ当たり5g混ぜ込んでから苗を植えつけます。苗の株間は20~30cm、プランターであれば3株が目安です。

 4月下旬から5月に定植すれば、7月から先端の方のやわらかい部分を収穫できます。

 

仕立て方

カーテン例

 つるは2m程度に伸びるので、家屋の1階やマンションのベランダの日よけに最適です。

本葉が6枚ぐらい展開したときに摘心を行い、1株ごとに支柱を立てます。つるは丈夫なものに巻きついていくので、ネットよりも支柱を使います。支柱が不足すると、つるの上に別のつるが巻きついていくので、よく茂ってきたら支柱を追加するとよいでしょう。

監修 広島市植物公園 島田有紀子

広島市植物公園にて、ベゴニアやゼラニウムをはじめ、種々の草花と鉢花を扱う。大阪府立大学大学院農学生命科学研究科修了。農学博士。科学的な根拠をもとに植物の魅力を最大限に発揮させることを心がける。著書に、「よくわかる栽培12か月木立ち性ベゴニア」(NHK出版)、「ナチュラルガーデンをつくる~宿根草~」(共著・NHK出版)、「園芸入門」(共著・NHK出版)、「球根の開花調節」(共著・農文協)、「農業技術体系」(共著・農文協)など多数。

つるむらさき【地植え】の育て方のページです。
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