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栽培管理|アカザカズラ【地植え】の育て方

監修:広島市植物公園 島田有紀子

アカザカズラ【地植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

アカザカズラ【地植え】写真

 アカザカズラは、ツルムラサキ科のつる性の多年草で、雲南百薬(うんなんひゃくやく)、オカワカメとも呼ばれています。日本には中国から長寿の薬草として伝わり、「雲南」という名がついていますが、原産地は熱帯アメリカまたは熱帯アジアです。  葉酸や必須ミネラル(マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅)、ビタミンA(ベータカロテン)を多く含み、栄養価が高いことから、近年、健康野菜として注目されています。

管理

置き場所

 日当たりと風通しのよい場所で育てます。水はけのよい土壌を好みます。

水やり

 表土が乾いたらたっぷり水やりします。

肥料

 植えつけ前に施す元肥のほか、追肥として、庭植えでは粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり30gを月1回、地面にばらまいて施し、土寄せします。

 プランター栽培では、粒状肥料「マイガーデンベジフル」用土1ℓあたり5gを、月1回土の表面にばらまくか、液体肥料「花工場原液」や「ベジフル液肥」 の1000倍液を、週1回水やり代わりに与えます。

 

管理のポイント

 つるは上へ上へと伸びていくので、あっという間に2階まで到達しますが、ほとんど枝分かれしないので、すき間だらけのカーテンになりがちです。若い苗のうちに数回摘心し、上方の節のわき芽が伸びるように促すとともに、収穫するときも葉だけを摘むのではなく、草姿のバランスを考慮しながら、つるをある程度切り戻すようにします。

 

ふやし方

 さし芽、またはムカゴをとって植えたり、地下の球根を分けてふやすことができます。

 さし芽は、つるの先端を5~6cmで切って培養土や水にさすと発根します。気温25℃ぐらいのときが適期です。

 ムカゴは葉腋に形成され、それを採取して袋に入れ、暗所で保存しておきます。翌年の5月に、土の上に置くと発芽します。

 関東地方以西では、地下の球根はそのままにし、株元に土を盛って冬越しさせることができます。こうしておくと、翌年は株立ち状に発芽するので、1年目よりも2年目以降のほうが、立派なカーテンができ上がります。

監修 広島市植物公園 島田有紀子

広島市植物公園にて、ベゴニアやゼラニウムをはじめ、種々の草花と鉢花を扱う。大阪府立大学大学院農学生命科学研究科修了。農学博士。科学的な根拠をもとに植物の魅力を最大限に発揮させることを心がける。著書に、「よくわかる栽培12か月木立ち性ベゴニア」(NHK出版)、「ナチュラルガーデンをつくる~宿根草~」(共著・NHK出版)、「園芸入門」(共著・NHK出版)、「球根の開花調節」(共著・農文協)、「農業技術体系」(共著・農文協)など多数。

アカザカズラ【地植え】の育て方のページです。
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