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準備と植え付け|なたまめの育て方

監修:広島市植物公園 島田有紀子

なたまめを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

なたまめ写真

サヤが中国の青龍刀のような形をしていることから名づけられたナタマメは、マメ科のつる性の一年草で、熱帯地方に分布しています。タネ(豆)にはタンパク質のほか、アミノ酸やミネラル、食物繊維などが含まれ、昨今の健康志向から、完熟した豆を乾燥させて、粉末にしたお茶が注目を集めています。

準備

育て方

タネまき

 ポット苗も市販されることがありますが、タネからでも容易に育てることができます。種類によって、タネの色が赤、白、ピンク、褐色などがありますが、赤色のタネはやや硬実種子なので、タネに傷つけ処理や吸水処理を行なってからまくとよいでしょう。

 白色のタネは、無処理でもよく発芽する傾向にあります。

 発芽適温は20~25℃とやや高温で、5月上~中旬に直まきするか、あるいはポリポットなどに1粒ずつまいて、育苗します。タネまき後は水を十分に与えて吸水させると、タネが膨らんで、土を持ち上げるほどになります。1週間程度で発芽します。

カーテン例

 つるは4mぐらいにのびるので、家の2階やマンションの窓の日よけにするとよいでしょう。しっかりとしたつるが、堅牢なものに巻きついていくので、つるもの用ネットなどよりも、支柱を用いて誘引します。

植えつけ方

植えつけ

発芽した苗の本葉が4~5枚程度開いたころが植えつけ適期です。株元を敷きわらやバーク堆肥などでマルチングし、乾燥を防ぎましょう。

 生育が旺盛なので、庭植えが望ましいですが、できない場合は土がたっぷり入る大型のプランターなどに植えつけます。

 植えつけ2週間ほど前に、苦土石灰を1m²当たり100gを混ぜ込んでおき、植えつけ時には、完熟牛ふん堆肥を1m²当たり2kgと、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を1m²当たり100g混ぜてから耕します。

 プランターには、市販の野菜用培養土に粒状肥料「マイガーデンベジフル」を、用土1ℓ当たり4g混ぜたものを利用してもよいでしょう。

 株間は40cm以上、プランターであれば1株が目安です。

監修 広島市植物公園 島田有紀子

広島市植物公園にて、ベゴニアやゼラニウムをはじめ、種々の草花と鉢花を扱う。大阪府立大学大学院農学生命科学研究科修了。農学博士。科学的な根拠をもとに植物の魅力を最大限に発揮させることを心がける。著書に、「よくわかる栽培12か月木立ち性ベゴニア」(NHK出版)、「ナチュラルガーデンをつくる~宿根草~」(共著・NHK出版)、「園芸入門」(共著・NHK出版)、「球根の開花調節」(共著・農文協)、「農業技術体系」(共著・農文協)など多数。

なたまめの育て方のページです。
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