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栽培管理|シカクマメ【地植え】の育て方

監修:広島市植物公園 島田有紀子

シカクマメ【地植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

シカクマメ【地植え】写真

 シカクマメはマメ科の多年草で、地下の根はデンプンを蓄積して塊根となります。サヤの四隅に翼のような稜(りょう)をもつ、変わった形の果実が実り、切った断面が四角いことからシカクマメという名前がつきました。  熱帯地方が原産のため、日本では沖縄県での生産が盛んです。沖縄では、「新緑の季節」という意味の方言「ウリズン」という名前でも呼ばれています。

管理

管理

置き場所

 日当たりと風通しのよい場所で育てます。なお、連作障害を起こしやすいので、前年にマメ科植物を植えた土には、植えないようにしましょう。

水やり

 土の表面が乾き始めたらたっぷりと水やりします。

肥料

 一般にマメ科植物は、肥料分が多いと「つるボケ」を起こし、実つきが悪くなりますが、シカクマメはほかのマメ科植物よりも、やや肥料を好みます。植えつけ6~7週間後から、粒状肥料「マイガーデンベジフル」を、1m²当たり30g、2週間に1回施し、土寄せします。

 プランターでは、液体肥料「マイガーデン液体肥料」や「花工場原液」や「ベジフル液肥」 の1000倍液を、1週間に1回水やり代わりに施します。

 

管理のポイント

 プランター栽培や、つるを広げる場所が狭い場合は、茂りすぎないよう、親づると株元から発生する子づるを数本残して仕立て、さらにほかのわき芽のつるも摘み取るとよいでしょう。

 成長が早いので、こまめにつるの整理をしてください。放任すると、わき芽のつるがどんどん絡まりあって茂り、強風時は支柱ごと倒れることがあるので、注意します。

 また、旺盛に生育して目標の高さを越えてしまうことがあります。そうなったらばっさり刈り込みましょう。

 収穫の目安は、サヤの長さが10~15cmぐらいのときです。このころの成長はとても旺盛で、あっという間にさやが巨大化してしまうので、採り遅れないようにしましょう。もし取り遅れたら、完熟させて煮豆にしたり、採種用に使うとよいでしょう。

 

ふやし方

 タネでふやすことができます。

監修 広島市植物公園 島田有紀子

広島市植物公園にて、ベゴニアやゼラニウムをはじめ、種々の草花と鉢花を扱う。大阪府立大学大学院農学生命科学研究科修了。農学博士。科学的な根拠をもとに植物の魅力を最大限に発揮させることを心がける。著書に、「よくわかる栽培12か月木立ち性ベゴニア」(NHK出版)、「ナチュラルガーデンをつくる~宿根草~」(共著・NHK出版)、「園芸入門」(共著・NHK出版)、「球根の開花調節」(共著・農文協)、「農業技術体系」(共著・農文協)など多数。

シカクマメ【地植え】の育て方のページです。
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