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栽培管理|セイヨウニンジンボクの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

セイヨウニンジンボクの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

セイヨウニンジンボク写真

花の少なくなる7月から、さわやかで涼しげな青色の花を咲かせるセイヨウニンジンボクは、栽培されることは少ないのですが、生育旺盛で育てやすいシソ科の落葉低木です。 セイヨウニンジンボクの仲間(ハマゴウ属)には約250種が含まれ、主に熱帯に分布します。日本にもハマゴウ、ミツバハマゴウが自生しています。このなかで、寒さにも強く、花が美しいために栽培されるのがセイヨウニンジンボクです。

管理

水やり

特に必要ありませんが、極端に乾く夏の高温期には、朝か夕方に水やりをします。

肥料

 2〜3月に寒肥として、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」や「マイガーデン花・野菜用」を1㎡当たり150gを施します。

剪定

 セイヨウニンジンボクは枝数が多くなく、また自然に樹形が整うので、強剪定は控え、樹形を乱す徒長枝や株の内側の枯れ枝を切り抜く程度に止めます。

大きくなりすぎた場合は、切り戻すこともできます。剪定の適期は2月下旬〜3月です。

 

好みの位置で幹を剪定すれば、仕立て直しができる。
伸びてきた枝のうち、太い2〜3本を残し、余分な枝は基部から切り除い
て新しい幹をつくるようにする。

ふやし方

 さし木でふやすことができます。その年に伸びた枝を9月、または前年に伸びた枝を3月に、2〜3節で切り取ってさし穂にします。節の下1cmの所でナイフやカッターなどで斜めに切り、過剰な蒸散を防ぐため、葉を1/2〜1/3程度に切って小さくしておきます。1時間ほど水揚げし、切り口に植物成長調整剤「ルートン」を薄くまぶしてから、赤玉土小粒やさし木用土にさします。さし床は日陰に置き、乾かないように管理すれば、2ヶ月〜3ヶ月で発根します。

監修:園芸研究家 倉重祐二

園芸研究家。千葉大学大学院園芸学研究科修了。赤城自然園(群馬県)を経て、現在は新潟県立植物園に勤務する。日本植物園協会 植物多様性保全委員、新潟県野生生物保護対策委員、魚沼市自然環境保全調査委員会副委員、NHK趣味の園芸講師などをつとめ、園芸の普及に幅広く活躍する。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、花卉園芸文化史。
「日本の植物園における生物多様性保全」(日本植物園協会)、「よくわかる栽培12か月 シャクナゲ」(NHK出版)、「原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜」(誠文堂新光社)等、論文や執筆も数多くある。

セイヨウニンジンボクの育て方のページです。
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