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ツツジの育て方

監修 園芸研究家 倉重祐二

ツツジにつきやすい害虫・かかりやすい病気について、対策に役立つ薬剤をご紹介します。

ツツジ写真

 花の時期になると、ここにも、あそこにもと、多くの家庭や公園でツツジが植えられていることに気づきます。ツツジは日本原産の種類を中心に改良されているので、放っておいても枯れませんが、手入れが行き届くと、見違えるような美しい花を咲かせます。  ここで言うツツジは、ヤマツツジやキシツツジ、モチツツジ、サツキなどの常緑から半常緑性の野生種、またはその園芸品種の総称です。

基本情報

  • 科名属名:ツツジ科ツツジ属
  • 原産地:日本、中国を中心としたアジア東部
  • 分類:多年(宿根)草,耐寒性,木本(常緑)
  • 栽培のスタート:苗木から
  • 日照条件:日なた
  • 生育適温:暑さ、寒さに強く、真夏日でも生育は衰えず、‐10℃程度でも影響を受けない。
  • 水やり:鉢土が乾き始めたらたっぷり水やり。庭植えは、夏、高温乾燥が続いたときに水やりする。
  • 特徴:落葉性のツツジもあるが、園芸品種は常緑性のツツジが多い。
  • 樹高:低(0.5~2m)
  • 植えつけ期:苗木(3~4月、9月下旬~10月)
  • 開花期 4月中旬~5月中旬

植えつけ方

植えつけ

 ツツジは林縁や、高木層の少ない斜面地などを好んで自生します。また、根は細く、地表近くに張ります。このため、少なくとも午前中は日が当たる場所で、腐植質に富んだ、水はけのよい土に植えつけます。ツツジは酸性土壌を好むことが知られています。栽培時には、ピートモスなどを混合すると根張りがよくなります。適期は3~4月、または9月下旬~10月です。

 根鉢の2倍の直径、深さの植え穴を掘り、元肥として腐葉土やピートモスと、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」1m²当たり150gを植え土に混合し、根鉢を1/3ほど崩して植えつけます。ツツジの根は地表近くに張るので、深植えは根腐れの原因となります。根鉢の上部が地面よりも10~15cmほど高くなるように土を入れ、株を据えて植えつけます。植えつけ時は水をやりながら棒でつついて、根と土をよくなじませます。

 鉢植えの場合は、赤玉土(細粒)、鹿沼土(細粒)、ピートモス、バーミキュライトを4:2:3:1の割合の用土で植えます。山野草用土とプランター用の培養土、赤玉土(細粒)を1:1:1で混合した用土を使ってもよいでしょう。植え替えは2年に1回が目安です。適期は花後のなるべく早い時期の6月中旬まで、または9月下旬~10月です。

管理

管理

水やり

 庭植えでは、根づいてしまえば、夏の高温期で極端に乾燥する時期以外には、水やりは特に必要ありません。鉢植えでは、夏は朝と夕方、春と秋は1~2日に1回程度、冬は乾燥したら水やりします。

置き場所

 鉢植えは、通年戸外で管理します。夏は半日陰、そのほかの時期は十分日が当たる場所に置きます。冬は乾燥した寒風が当たらない場所に移動させましょう。

肥料

 5~6月に花後、9月の枝の充実期、1月の休眠期に粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150gを株のまわりにばらまきます。特に花後に施すお礼肥は、新梢を生育させ、夏にできる花芽の形成にも重要な役割を果たします。

剪定

 開花後、なるべく早い時期の6月上旬までに剪定します。夏以降の剪定は、せっかくできた花芽を切ることになるので、翌年花が咲かない原因となります。ツツジは枝数も多く、芽吹きもよいので、刈り込むことができます。強剪定すると新芽が出にくいことがあるので、3cm程度の長さに止めます。また、この時に枯れ枝や重なった枝も基部から剪定し、風通しよくしましょう。切られた枝からは複数の芽が伸びてこんもりとした樹形となります。

ふやし方

 さし木で簡単にふやすことができます。花後にのび始めた新梢は、6~7月には充実して堅くなります。この枝を長さ10cmほどで切り取ります。先端の葉2~3枚を残して、1時間ほど水揚げをし、植物成長調整剤「ルートン」を切り口に薄くまぶしてから、鹿沼土(小粒)やさし木用土に葉が触れる程度の間隔でさします。風が当たらない日陰で乾かさないように管理すれば、秋には発根します。

ツツジにつきやすい「害虫」と「病気」を写真で確認しよう

対象の「害虫」と「病気」を防除する薬剤は・・・

【殺虫殺菌剤】 害虫と病気両方に効果

【殺虫剤】 浸透移行性剤

【殺虫剤】 スプレー剤

【殺虫剤】 エアゾール剤

【殺虫剤】 広い面積に散布

【殺虫剤】 特定の害虫の専用薬

【殺虫剤】 オーガニック栽培にも

【殺菌剤】 予防薬

【殺菌剤】 予防治療薬

使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。

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