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準備と植え付け|クレマチスの育て方

監修:園芸研究家 金子明人

クレマチスを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。

クレマチス写真

「つる性植物の女王」と呼ばれているクレマチス。バラのパートナーとしてもおなじみのガーデン植物です。

植えつけ方

3〜5月の生育状況

個性的な種類が多い旧枝咲きのクレマチスですが、気温の上昇とともに急に芽が動き出し、葉が展開すると同時に開花するものが多く見られます。
 3月から原種や園芸品種の個性的な小・中輪の開花が始まり、4〜5月になると大輪系の品種が咲き始め、さまざまな種類の花を楽しめる時期になります。
 初夏になると、ナパウレンシスなどは休眠に入るというように、生育のようすには差が出てきます。

6〜8月の生育状況

早春に花が咲いた大半の品種は、成長期に入り、ぐんぐんとつるを伸ばします。旧枝咲きのクレマチスは基本的に、この時期に旺盛に生育し、来季に花を咲かせるために充実を図ります。一部の品種では、株の充実具合によっては、つる先に花を咲かせるものもあります。その反面、近年の温暖化の影響もあってか、一部の品種ではさっそく生育が鈍るものもあります。

シルホサ系は7月中旬ごろ、ナパウレンシスは6月ごろから、徐々に休眠に入り、夏は枯れたような状態になります。

9〜11月の生育状況

春に開花する一般的な種類は、生育期から充実期を経て、休眠期に入る大事な時期になります。一方、シルホサ系はそろそろ休眠から目覚めて、成長、そして開花を迎えます。11月になると冬咲きの系統は開花直前になり、種類によって生育状況はさまざまです。

12〜2月の生育状況

12月上旬ごろ、旧枝咲きのクレマチスは、まだ完全に休眠しているわけではなく、株が充実してきている時期でもあります。大半のクレマチスは休眠に入る時期ですが、なかには12月中旬から開花するアンスンエンシスやナパウレンシスなどは、1月いっぱいまで花を楽しむことができます。
1月に入ると休眠している落葉性タイプは、剪定やつるの整理の時期になります。

監修 園芸研究家 金子明人

園芸研究家。グリーンアドバイザー園芸ソムリエ。両親の影響から、幼少の頃より園芸に親しむ。実際園芸をポリシーとして、日本の気候風土にあった園芸の楽しみ方を栽培を通じて研究中。自宅では幅広い植物の栽培や試作を行ない、失敗から得た栽培のコツ等のアドバイスに人気が高い。園芸を面白く、楽しく解説するメッセンジャーとして活動中。東京都内にある(株)プロトリーフの実店舗でもあるガーデンアイランド玉川店にて、ガーデンスペシャリストとして勤務する傍ら、全国各地の講習会や講演会等へと多方面に活動。また「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸ガイド」(主婦の友社)など、さまざまな園芸雑誌等の執筆や出演も数多くある。

クレマチスの育て方のページです。
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