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栽培管理|アカンサス・モリスの育て方

監修:ガーデナー 天野麻理絵

アカンサス・モリスの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

アカンサス・モリス写真

植物の見どころと見せ方 アカンサス・モリスは、切れ込みのあるつややかな大ぶりの葉と、高く立ち上がるボリュームのある花穂のインパクトが強く、庭にあると目を引くポイントになります。深みのある紫の萼(がく)から薄いピンクの花弁がのぞく、落ち着いたシックな印象です。大株になると、花穂がたくさん立ち上がって、花期はひときわ目を引きます。

管理

メンテナンス

アカンサス・モリスの生育は旺盛で、太い根を四方に張って、その途中から芽を出して子株が広がっていきます。切れた根からも芽が出るほどで、そのまましていると、余分なスペースを取られてしまいます。広がり過ぎた子株は、小さなうちに抜き取っておきましょう。

 株をふやす場合は、株分けのほか、春から秋に根伏せを行うとよいでしょう。しっかりとした株から太さのある根を選び、5~10 cmほどに切って横に寝かせて置き、1 cmほどの厚みで土をかけ、乾かさないように管理します。約2~3カ月後に芽が出始めます。芽が伸び、鉢の中に根がしっかり張るまでは、そのまま育てましょう。

 

知っておくと役立つ秘訣

アカンサス・モリスは、暑さ寒さに強く、植えたままで毎年楽しめます。草丈、株張りともに1m以上にもなるので、将来的に茎葉を広げたスペースが確保できる余裕のある場所を選んで植えつけるようにしましょう。狭い場所では植えつけ後、次第に込み合って花が咲きにくくなります。日なた~半日陰まで楽しむことができますが、あまり暗いと花つきが悪くなります。
 苗を植えつけた年はまだ株が小さくて花が咲きにくいですが、植えてしっかり株が張ってくると、次々花を上げるようになります。

肥料

植えつけ時に元肥として、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1㎡当たり150gを施せば、ほとんど必要ありません。様子をみて生育があまりよくないようであれば、春か秋に粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1㎡当たり50〜75gほど施します。

監修:ガーデナー 天野麻理絵

東京農業大学 地域環境科学部造園科学科卒業。愛知県にある造園会社 ㈱豊田ガーデンに勤務し、ショーガーデンのガーデニングミュージアム花遊庭のメンテナンスに携わり、花のある庭づくりに力を入れる。NHKテレビ「趣味の園芸」の講師をつとめ、「BISES」、「ガーデン&ガーデン」等、園芸雑誌に執筆も数多くある。2011年秋に講談社より『自分でつくるおしゃれで小さな庭』を出版し好評を得ている。
2014年3月に家の光協会より「一年中美しい手間いらずの小さな庭づくり」、講談社より「小さくてもセンスのよい庭づくり」を出版。

アカンサス・モリスの育て方のページです。
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