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栽培管理|ぎぼうし【地植え】の育て方

監修:ガーデナー 天野麻理絵

ぎぼうし【地植え】の栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ぎぼうし【地植え】写真

植物の見どころと見せ方 ギボウシは、シェードガーデンには欠かせないカラーリーフです。変化に富む葉の色や形はもちろん、葉のサイズも実にさまざまです。苗を入手した段階ではあまり大差が見られないものの、植えつけ後の草姿は、大きく異なってきます。  ギボウシは、大型、中型、小型の3タイプに大別されます。葉の大きさ(長さ)は、大型が30cm以上になるのに対し、小型は10cm未満です。サイズに合わ

管理

メンテナンス

庭で植えたままにできる丈夫な多年草ですが、年月を重ねると株が大きくなり過ぎたり、芽が小さくなって花が咲きにくくなることがあります。鉢植えでは2年に1回、庭植えでは4年に1回を目安に、堀り上げて株分けを行いましょう。適期は春、あるいは秋です。芽の位置を確認して、剣型スコップやハサミなどで切り分けます。
庭植えでは、根を切らないように株の周辺から広めにスコップで堀り上げたあと、ホースで軽く水洗いして芽の位置が分かるようにしてから、1株を3つほどにスコップなどで切り分けます。切り分けたひとつに、3芽以上つくようにして、あまり細かく分けないようにしましょう。

 

知っておくと役立つ秘訣

ギボウシの魅力は、何と言っても葉の美しさ。色や形に着目して、ギボウシだけで数種類合わせると、いっそうしっとりと落ち着いた印象になります。特に、葉の色に着目し、隣り合うものは色の違うもの同士を配置します。また、斑入り葉のものは、共通する色があるものを隣同士に合わせると、葉の美しさを感じさせながら、統一感のある景色になります。
なお、ギボウシは、葉のサイズに合わせて株間を空けるようにしましょう。空ける株間は、小型は10~15cm、中型は30~40cm、大型は60~90 cmを目安にします。

肥料

春の芽吹き前の3月下旬~4月上旬の芽出し肥と秋に、粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1㎡当たり150gほどを施せば十分で、多くは必要としません。

監修:ガーデナー 天野麻理絵

東京農業大学 地域環境科学部造園科学科卒業。愛知県にある造園会社 ㈱豊田ガーデンに勤務し、ショーガーデンのガーデニングミュージアム花遊庭のメンテナンスに携わり、花のある庭づくりに力を入れる。NHKテレビ「趣味の園芸」の講師をつとめ、「BISES」、「ガーデン&ガーデン」等、園芸雑誌に執筆も数多くある。2011年秋に講談社より『自分でつくるおしゃれで小さな庭』を出版し好評を得ている。
2014年3月に家の光協会より「一年中美しい手間いらずの小さな庭づくり」、講談社より「小さくてもセンスのよい庭づくり」を出版。

ぎぼうし【地植え】の育て方のページです。
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