野菜・花・果樹・庭木の育て方植物栽培ナビ

栽培管理|ジギタリスの育て方

監修:ガーデナー 天野麻理絵

ジギタリスの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

ジギタリス写真

植物の見どころと見せ方 「キツネの手袋」と呼ばれる、長い花穂にびっしりと花をつける花姿が魅力的です。穂の下から順に花を咲かせていくジギタリスは、草丈もあるので初夏の主役花として、ポイントになる花壇の後方に植えましょう。数株を寄せて植えると、花穂のラインが際立ってより迫力が出ます。似た花姿のデルフィ二ウムと合わせると、さらにボリューム感がまします。

管理

メンテナンス

ジギタリスは春から長い花茎を立ち上げ、花の重みや風で花茎が倒れやすくなります。まっすぐに伸びた美しい姿を楽しめるように、春に株の中心から上がりはじめた花穂の長さがひざ丈ほどになったら、支柱を花茎の後ろに沿わせるように立てましょう。花穂の長さを想定して、立てる支柱は草丈の2/3を目安にします。花穂の伸び具合に応じて、支柱にひもで8の字結びで留めていきましょう。
 また、一番花の花後、全体の8割程の花が咲き終わったら、早めに花茎のつけ根で切り戻すと、わき芽が伸びて二番花を楽しむことができます。

知っておくと役立つ秘訣

初夏に立派な花を咲かせるためには、春に花芽が上がるまでにしっかりと根を張らせて株をつくっておくことが大切です。苗が入手できる秋から株を育て、ダイナミックな花を楽しみましょう!
 ジギタリスは日なたから半日陰まで幅広い環境でも育つので、様々なシーンで楽しむことができます。庭植えにしても丈夫に育つので、秋のうちに植えつけておけば、りっぱな株張りになります。なかなか草花が植えこみにくい樹木の下など、庭の奥まった場所のようなシェードガーデンにもぴったりです。これまで目の届かなかったコーナーが、開花期には華やかな景色となって甦ります。

肥料

水はけがよく、有機質に富んだ土を好むので、植えつけ前に腐葉土をすき込んでおきます。元肥として緩効性の粒状肥料「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を1㎡当たり150g 施しましょう。ゆっくりと長く効く緩効性肥料を元肥に利用すれば追肥は不要ですが、葉色や成長が芳しくないときは、液体肥料「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」の500倍を施します。

監修:ガーデナー 天野麻理絵

東京農業大学 地域環境科学部造園科学科卒業。愛知県にある造園会社 ㈱豊田ガーデンに勤務し、ショーガーデンのガーデニングミュージアム花遊庭のメンテナンスに携わり、花のある庭づくりに力を入れる。NHKテレビ「趣味の園芸」の講師をつとめ、「BISES」、「ガーデン&ガーデン」等、園芸雑誌に執筆も数多くある。2011年秋に講談社より『自分でつくるおしゃれで小さな庭』を出版し好評を得ている。
2014年3月に家の光協会より「一年中美しい手間いらずの小さな庭づくり」、講談社より「小さくてもセンスのよい庭づくり」を出版。

ジギタリスの育て方のページです。
eグリーンコミュニケーションは、家庭園芸に関する悩みの解決方法、ガーデニングライフを楽しんでいただくための植物の育て方、虫や病気や雑草に関する情報をお届けしています。
住友化学園芸では、家庭園芸用殺虫剤・殺菌剤・除草剤・肥料のほか、くらしに関連するさまざまな商品を扱っています。

contents